わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

2014-10-29から1日間の記事一覧

【気になる】増川宏一『日本遊戯思想史』

産経新聞10/26朝刊のブックレビューより。「遊びに対する考えの変遷」が書かれているらしい。書評を読んで知ったけど、「人はなぜ遊ぶのか」というテーマの学術研究って、やっぱりホイジンガからはじまってるのか。ふーん。 日本遊戯思想史 作者: 増川宏一 …

金井美恵子『お勝手太平記』

二枚の絵はがきのおかげで気持ちよく読みはじめている。ちょっといじわるな手紙魔のおばさんが、いろんな人に出しまくったくそ長い手紙、というスタイルで展開している。初期の『岸辺のない海』、90年代だったかな、の『柔らかい土をふんで、』、00年代の『…

痛みと稼働域、あるいはバランスの狂い

五時五十分起床。早朝から仕事をはじめるが、突然首の付け根、背中側の骨がぽこっとしているあたりが痛みはじめた。上下左右とも稼働域が狭くなっている。特に上下が厳しい。視線を下に向けると痛むので、資料を見ながらキーボードを叩くという作業ができな…

金井美恵子の大盤振舞い

金井美恵子の新作『お勝手太平記』、読もうと思ってページをめくったら…金井久美子作のコラージュをあしらった絵はがきが、2枚も入っているではないか。金井美恵子の大盤振舞いだ。ケチおばさんじゃないんだね。今までの著作を読んで、そんな印象を勝手に抱…

熊野さんの新書を上下巻セットで購入

「群像」11月号に掲載されていた大澤真幸/熊野純彦/鷲田清一という現代を代表する三人の批評家の鼎談がやたらめったらおもしろかったのだが、残念ながら熊野純彦の作品は読んだことがなかった、というわけでポチッてみた次第。熊野純彦といえばレヴィナス…

広告/マーケティング関連の書籍を2冊ほど購入

日々精進、ということで、仕事のお勉強のために2冊ほどポチった。2冊ともちょっと古めなのだが、内容はまったく色あせていない…はず。 1冊目は、博報堂の軽部拓氏が十年前に書いたもの。先日、宣伝会議セミナーで話を聞き、興味を持ったので買ってみた次第。…