わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

2014-03-01から1ヶ月間の記事一覧

佐伯一麦『渡良瀬』

配電盤工場で早く一人前になりたいと地味にがんばる主人公の、努力と焦り。まだ作品世界の全体像は見えてこない。渡良瀬作者: 佐伯一麦出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2013/12/26メディア: 単行本この商品を含むブログ (31件) を見る佐伯一麦の作品はこち…

花粉症がなければ散歩くらいはしただろう

六時三十分起床。日差しはあるようだが気温が上がっているという実感は希薄で、寒さに身を縮めることこそないものの、足下からの冷えは油断ならないと感じる。 午前中はしっかりと掃除。動けばそれなりに汗ばみはする。冬ではないな、とこんなところで不意に…

佐伯一麦『渡良瀬』

ぼくの地元、古河の駅前や郊外の様子が緻密に描写されている。うん、リアルです。渡良瀬作者: 佐伯一麦出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2013/12/26メディア: 単行本この商品を含むブログ (31件) を見る佐伯一麦の作品はこちら。

水菜の鼻毛

外国人のバスケ指導者と知り合った。選手のやる気と才能を、巧みに引き出せる人だった。彼と話していたら、鼻から鼻毛が飛び出しているのに気付いた。思わず覗き込んでみると、それは鼻毛ではなく水菜の茎だった。…という夢を見た。六時起床。 雨は止んだが…

今日の事件簿

春になる前の嵐事件 机に張り付き事件 うんこ2粒事件 仮面ライダーはやっぱり昭和のほうがいい事件 谷間なのだろう事件

唐沢なをきの実験作

オール木版画のマンガ連載をやったことがあるエキセントリックな人、という認識だけはあったものの、ノーマークのマンガ家だったのだけれど、ポッドキャストで聴いている「麻木久仁子の週刊本ナビ」という番組で実験性の強い、というか実験しかしていないギ…

佐伯一麦『渡良瀬』

とにかく工場での作業の描写が緻密かつ専門的。それでいて、視覚的。専門的だというのに、どんな作業をしているのか、絵をイメージしやすい。渡良瀬作者: 佐伯一麦出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2013/12/26メディア: 単行本この商品を含むブログ (31件) …

冷えを溜め込む

六時十分起床。暖かな一日という予報に期待をかけていたが北西に面した書斎は春の日差しがいっさい届かぬせいだろう、冬の冷えを溜め込んだまま、一向に暖かくならない。取り残された冬のなかでちまちまと仕事。某案件の企画など。 メゾンカイザーのパンで昼…

唐沢なをきの実験作

オール木版画のマンガ連載をやったことがあるエキセントリックな人、という認識だけはあったものの、ノーマークのマンガ家だったのだけれど、ポッドキャストで聴いている「麻木久仁子の週刊本ナビ」という番組で実験性の強い、というか実験しかしていないギ…

佐伯一麦『渡良瀬』

とにかく工場での作業の描写が緻密かつ専門的。それでいて、視覚的。専門的だというのに、どんな作業をしているのか、絵をイメージしやすい。渡良瀬作者: 佐伯一麦出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2013/12/26メディア: 単行本この商品を含むブログ (31件) …

冷えを溜め込む

六時十分起床。暖かな一日という予報に期待をかけていたが北西に面した書斎は春の日差しがいっさい届かぬせいだろう、冬の冷えを溜め込んだまま、一向に暖かくならない。取り残された冬のなかでちまちまと仕事。某案件の企画など。 メゾンカイザーのパンで昼…

佐伯一麦『渡良瀬』

仙台在住の私小説作家の最新作。その舞台は、自分が生まれ育った茨城県・古河。佐伯さんは実際に、縁もゆかりもない古河という土地の工業団地で働いていた経験があるらしい。もともと好きな作家なのだけれど、古河がらみということで読みたくなった。 工場で…

もう、そして、まだ

もう、そして、まだ。そう思う。もう三年も過ぎてしまったのに、まだまだたいして進捗していない。自分はそれに対してナニをしているのか。そう思うと情けない。小銭の募金くらいしかしていない。それもまた協力であることはわかっているが、ボランティア数…

町田康「ホサナ」(7)

「群像」4月号掲載。どんどん犬しつけ小説になってきている。群像 2014年 04月号 [雑誌]出版社/メーカー: 講談社発売日: 2014/03/07メディア: 雑誌この商品を含むブログ (2件) を見る町田康の作品はこちら。

日付が変わる前に

六時起床。空の表情だけ見ていれば十分春と言えそうなのだが冷え込みは相変わらず厳しく、足下から伝わる冷気が思考を微かに妨げる。そんななかで、仕事。某案件のプレゼンの準備をしたり、某案件の打ち合わせの準備をしたり、某案件の企画書を書いたり。二…

奥泉光「ビビビ・ビ・バップ」(4)

「群像」4月号掲載。フォギー、猫のロボットまでもらってしまったかわりに、少々重たい仕事を依頼されてしまう。次号あたりから、物語が大きく動きだしそうな予感。群像 2013年 04月号 [雑誌]出版社/メーカー: 講談社発売日: 2013/03/07メディア: 雑誌この商…

大澤真幸「〈世界史〉の哲学 東洋篇」

「群像」4月号掲載。一神教と多神教における「法」の生成に関する持論を展開している。群像 2013年 04月号 [雑誌]出版社/メーカー: 講談社発売日: 2013/03/07メディア: 雑誌この商品を含むブログ (5件) を見る大澤真幸の作品はこちら。

病み上がりの終わり

六時四十五分起床。昨夜の佐村河内とおなじくらい奇妙な夢を見たのだが、メモしなかったので忘れてしまった。 目覚めてすぐは凹凸の多い曇り空だったが一時間もするとすっきり晴れ渡りはじめ、気温こそ低めだが春の気配は濃厚で深呼吸すれば花の香りに気付け…

大澤真幸×大澤信亮「キリスト教と資本主義」

「群像」3月号掲載の対談。大澤真幸の『〈世界史〉の哲学』はエキサイティングな宗教論。これをベースに気鋭の文芸批評家とが互いの知識をぶつけあっているのが、ベテランミュージシャン同士のコラボレーションのようで小気味よい。内容はやや難解だが、対談…

佐村河内とウルトラ兄弟

佐村河内のお陰で日本の政治と経済が破綻し北斗の拳みたいな状況になったが、ウルトラ兄弟が力をあわせて大地を耕したので急速に復興しつつある。要約すると、そんな感じの夢を見た。 おかしな夢を見たのは熱のせいか、それとも回復している証拠か。六時三十…

回復の大詰め

五時五十五分起床。体調は順調に回復。かなり長引いてしまったが、仕事が比較的立て込んでいなかったのが幸いした。がさがさと停滞しがちだった案件をこなしていく。なんとかなりそうだ。

なれっこ

六時三十分起床。朝のうちは平熱、通常営業で仕事をこなすが、午後からまた発熱。もう、熱が出てもへっちゃらになってしまう。あーやだやだ。

風邪継続

発熱。横浜で朝イチの打ち合わせがあったがキャンセル。最低限の作業をしてからひたすら横になっていた。

風邪引いた

午後からずっと寝てた。

起きて働く

五時五十五分起床。体調はまだ戻らず。だるさは昨日よりひどいが、今日締切りの案件があるので起きて働かねば。作業に取り掛かる前に、朝一番でかかりつけの河合内科へ。熱出てもおかしくないね、と言われた。クスリを飲んで、延々と書斎で仕事。医者以外は…

寝る

六時四十五分起床。午前中は掃除に精を出す。 昼食後、急に身体がだるくなり、猛烈なのどの痛み、そして鼻詰まり。午後からは義父の誕生日プレゼントを届けに行こうと思っていたが、カミサン一人で行ってもらうことに。ずっと寝てました。

「都市とモードのビデオノート」

ヴィム・ヴェンダース監督が89年に撮影した、ファッションデザイナー山本耀司の密着ドキュメンタリー。フィルムとヴィデオカメラの両方を使い、小さな液晶画面でヴィデオカメラの映像を再生しているところをフィルムで撮影したり、とドキュメンタリーとして…

奥泉光「ビビビ・ビ・バップ」(2)

『虫樹音楽集』の世界もつながるかどうかは、本号だけではわからない。バスクラリネットという単語には敏感になってしまう。群像 2014年 03月号 [雑誌]出版社/メーカー: 講談社発売日: 2014/02/07メディア: 雑誌この商品を含むブログ (11件) を見る[rakuten:…

微かに、わずかに

六時四十五分起床。三月最初の朝は肌寒さこそ感じないが無彩色でのっぺりとした雲に覆われた雨。微かに降ったり、わずかに降ったり、と、弱い雨が程度を変えながら降りつづいている。 午前中は掃除。昼前、寝転がって花子を構っていたらそのまま眠ってしまっ…