わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

2014-06-01から1ヶ月間の記事一覧

古井由吉『鐘の渡り』

「明日の空」。突然の忘却、失念から、思索は明け方の空へとゆっくり向かっていく。やはり、ここでもまなざしは遠い。鐘の渡り作者: 古井由吉出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2014/02/28メディア: 単行本この商品を含むブログ (15件) を見る古井由吉の作品は…

家出した中学生

六時起床。足がガクガクしているのはなぜだろう。重い荷物を持って雨のなかを家出した中学生みたいにうろうろしていたからだろうか。今朝は、雨はふっていない。 仕事。いったいどうしたらいいんだ、と数日間悩みつづけていた案件、手を進めはじめたらあっさ…

Dモーニング

「週刊モーニング」、紙からデジタル版に乗り換えた。iPadをジップロックに入れ、風呂で読んだ。ちゃんと読める。月額500円と、デジタル版のほうが圧倒的にコスパがよいのが魅力。紙資源削減にも貢献できる。ま、その分タブレットの製造原料とか電気とかかか…

ド雨

四時五十分起床。ド雨。不思議と眠くはない。 六時二十分、家を出る。八時、湘南着。終日取材。雨は午前中でやんだが、屋内なのであまり関係ない。 十八時、帰社/帰宅。疲労困憊。二十三時には床についた。

今日も軽発作

六時起床。ごく軽度ではあるが、発作が出ている。胸がざらつく感じ。昨日のタバコで弱っていたところに、低気圧の影響、というわけだろう。ごまかしつつ仕事。明日の取材が超早朝になってしまったので、夕方のアポは延期にしてもらった。

軽発作

六時起床。朝から仕事。 午後、都内某所にてプレゼン。なかなかの出来。 終了後、居酒屋で軽く飲むことに。案の定、タバコの煙で喘息の発作が出てしまう。しかし軽度。なんとかなった。 吉祥寺でコンタクトレンズの買い足しをしてから帰宅。ふう。

古井由吉『鐘の渡り』

「地蔵丸」。生き菩薩、という言葉はあるのだろうか。貧しい子どもが実は菩薩の化身だった、という昔話から、語りは広がっていく。物語ではない。単なる語り。遠い場所を眺め、耳を澄ませながらのつぶやき。そんな感じ。鐘の渡り作者: 古井由吉出版社/メーカ…

わからぬ朝

月曜の朝は目覚めた瞬間、必ずといっていいほど、なぜ目覚めているのかがわからなくなる。なぜ起きなければいけないのかもわからない。曜日もわからない。だが次の一瞬にはすべてを納得し、上体を起こす。たいていの場合、体を起こす身のこなしは重い。肉体…

古井由吉『鐘の渡り』

「地蔵丸」。生き菩薩、という言葉はあるのだろうか。貧しい子どもが実は菩薩の化身だった、という昔話から、語りは広がっていく。物語ではない。単なる語り。遠い場所を眺め、耳を澄ませながらのつぶやき。そんな感じ。鐘の渡り作者: 古井由吉出版社/メーカ…

わからぬ朝

月曜の朝は目覚めた瞬間、必ずといっていいほど、なぜ目覚めているのかがわからなくなる。なぜ起きなければいけないのかもわからない。曜日もわからない。だが次の一瞬にはすべてを納得し、上体を起こす。たいていの場合、体を起こす身のこなしは重い。肉体…

古井由吉『鐘の渡り』

「窓の内」。一線を超えること、異界を垣間見ること…。よくわからない何かが繰り返し登場するが、断片として積み重ねられていくだけで、物語としての大きな動きはない。ただ、人の心がけが、静かに、ゆっくりと、意識をうしなって重く沈むように、あるいはふ…

西荻窪「すぱいすダイニング モモたろう」

ネパール料理店で、看板料理はネパール版ギョウザというか小籠包の、モモ。本格的なモモを食べることのできる店は少ないのかもしれないので確かにこの店は貴重なのだが、でも普通、ネパール料理を看板にしているお店はたいていモモはやってるよね。変わって…

チャサンポー最終日

七時起床。今日も雨。だがまたチャサンポーに出かけようと思っている。 午前中は掃除。午後は義父が九州で登山中のため一人なっている義母を誘い、カミサンと三人で雨の西荻をうろついた。北口に新しくできたネパール料理店でモモを専門に扱っている「すぱい…

古井由吉『鐘の渡り』

「新潮」の連載をまとめた最新連作短編集。 「窓の内」。記憶の断片から思索の迷路に迷い込み、その後意識は帰ってくるのだが、それでもどこかがひっかかったまま。そのまま時は過ぎ、状況も変わり、何かが少しずつ動いていく。それだけなのだが、そのひっか…

チャサンポー初日

六時四十五分起床。朝から、というより昨日から続く激しい雨に、いくぶん気を落としながら起床。梅雨なのだから仕方がないが、それでもランニングできないのはつらい。そして今日明日と行われる西荻チャサンポーが雨になってしまったのもくやしい。 午前中は…

今日の事件簿

頭痛事件 はげ事件 小さい扇風機事件 洗えるラグマット事件 サーキュレーター事件 痛みかけたか事件 ド雨事件 竹山が出てる事件

ずぶ濡れかける

五時四十五分起床。梅雨。 猛烈な勢いで仕事を進める。なんとか先が見えてきた。 十六時、茗荷谷にて新規案件の打ち合わせ。まったくわからない業界のため、そのまま資料を探しに吉祥寺へ移動。ジュンク堂をしばらくうろついていた。専門雑誌を二冊ほど購入…

町田康「雨女」

集団暴行の心理をコミカルに描いている、と思いきや。安堵と情けなさとが入り交じる。新潮 2014年 06月号 [雑誌]出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2014/05/07メディア: 雑誌この商品を含むブログ (10件) を見る町田康の作品はこちら。

露の予感

五時三十分、花子に起こされる。そのまま惰性で起きてしまった。が、六時までは猫の相手だけをしていた。 曇天。昨日ほど暑くないが、蒸す。梅雨の予感。 仕事。相変わらず混乱と不透明さの連続。かろうじて見えてきたキーワードやら思い浮かんだあいまいな…

今日の事件簿

突然の変更事件 予想外のボリューム事件 混乱の指示事件(1) 混乱の指示事件(2) 腹筋やりすぎ事件

仕事が終わったというのにまだアタマが混乱気味なので簡潔に

五時五十分起床。某案件が予定通りに進行せず、流動的なスケジュールに。暑い。 十三時、後楽園にて某案件の打ち合わせ。これ以外は文字通り、臨機応変だった。

町田康「雨女」

「新潮」6月号掲載。ホテルを舞台にした連作の1篇。尋常じゃないレベルの雨女の存在に、登場人物たちのエゴが複雑に絡み合っていく。新潮 2014年 06月号 [雑誌]出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2014/05/07メディア: 雑誌この商品を含むブログ (10件) を見る…

久々に休日らしく

六時四十分起床。東側にあるリビングは朝日をもろに受け、六月とは思えない暑さに。掃除、アイロンがけ。 午後はカミサンと吉祥寺へ。丸井に入っている無印良品で、ぼくはMUJI Laboラインの白の半袖シャツ、半額になっていたオーガニックコットンのジャケッ…