わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

2015-05-09から1日間の記事一覧

高橋源一郎『動物記』読了

ラストの章は、広義的には動物である人間をも含めた「死」がテーマになっていた。長い人生のなかで繰り返し接してきた人間と動物の死。語り手である「わたし」は、死に心をほとんどゆさぶられない。ただ、淡々とその死を傍観し、死んだという事実だけを、無…

眠たいので簡潔に

五時四十分にまた目覚めてしまうが、二度寝を決め込む。六時十五分起床。曇天。 午前中は掃除、麦次郎の皮下輸液を済ませてから、仕事。三、四時間はかかると見込んでいたが、一時間で終わってしまった。昼食後、午後は昼寝と散歩で過ごす。 カミサンが個展…

高橋源一郎『動物記』

「文章教室2」。捕らわれの身となった文章教室の先生が、言葉には秘められた意味があることを懸命に説く。そして、言葉を抑圧する人間たちと闘え!と声を荒げる。 この作品が書かれたのは2012年。なるほど、震災直後の、言葉狩りのような風潮が、インターネ…

そそくさと

朦朧とながらもいつもより五分ほど早い五時四十分起床。ややじめっとした曇天。 カミサンは今日から高円寺「猫の額」で個展。十二時ごろ、せかせかと出かけていった。 仕事は早朝からせっせと。今日も休んでいる人は多いのだろうか。何本かメールを入れたが…