六時起床。昨夜は善福寺川が決壊寸前になり、マンション前に土嚢を積むべきかでちょっと迷ったのだが、結局積まなくても大丈夫ではあった。その睡眠不足か、寝起きはよくない。だが、起きてしまえばおなじだ。いつもとおなじことをする。 朝晩、体組成を計測…

第1章「意味」読了。「意味する」ということを普通の因果関係によって説明する（＝自然化する）ための手法として、著者はルース・ミリカン（この人知らない）の「目的論的意味論」を紹介する。モノや概念が持つ「本来の機能」を自然化（因果関係による説明）…

六時、麦次郎にゴハンをあげるために起床。今朝はここ数日必ず目が覚めていた四時半を眠りこけて過ごしていたようだ。三時半、四時半ごろといえば、花子がゴハンちょーだいとぼくを起こしに来た時間。お盆で帰ってきた花子の御霊がぼくを起こしていたのかも…

「群像」2015年9月号掲載。王の身体の二重性についての考察はまだまだつづく。神／キリストが規定した（と考えられる）自然法（＝理性）があり、それを正義として規定する存在として王が存在し、王が規定した正義の実体として法が存在するというヒエラルキー…

第1章「意味」を読み進めている。人工知能は意味を理解していない、ということをスタート地点に、どんどん深堀りされていく。そもそも意味というものは解釈されて初めて成立する、という考えを、自然科学的な立場から著者は否定する。もっと自然発生的に存在…

イエス・ユダ同性愛説から反ホモ説へ、そしてイエス-ユダ-農民マリヤ三角関係説へ。太宰が『駈込み訴え』で高尚であるべき聖書の内容を泥臭い人間本来の感情にまでズリ下ろしたとすれば、この架空シンポジウムの三人は、パパラッチ的下世話話までさらにズリ…

六時三十分起床。この土日は仕事がない。普通の週末なのだが、夏休みのような気分になってくる。といっても癲癇持ちの高齢猫と肝臓疾患の高齢セキセイインコがいるわが家は、旅行には行けない。誰かに動物たちを託すこと自体が困難だからだ。家でのんびりす…

太宰作品は、聖書からの引用が実は多いという話に。ぼくは熱心な太宰読者ではないのだが（それでも『トカトントン』『富嶽百景』『女生徒』など好きな作品はいくつかある）、確かにその通りだと思う。この話題は最後の晩餐をユダの視点から描いた『駈込み訴…

六時起床。さすがに今日は休んでいる人が多いのか、仕事関連の連絡はまったくなかった。朝から集中して作業。掃除と麦次郎の皮下輸液を済ませてから銀行へ。事務処理など済ませて仕事再開。十六時、予定していたところまで終わったので業務終了。安心したの…

妄想シンポジウムは、もう谷崎の『鍵』なんかそっちのけで太宰論に突入。なんだこりゃ。 この人を見よ 作者: 後藤明生 出版社/メーカー: 幻戯書房 発売日: 2012/07/25 メディア: 単行本 購入: 1人 クリック: 12回 この商品を含むブログ (16件) を見る 後藤明…

六時起床。 カミサンは朝から外出。ぼくは書斎でひたすら作業。 十二時ごろ、佐川から荷物が届く。新盆を迎える花子に、とプリザーブドフラワーと船の模型をいただいた。届けに来た佐川のおねーちゃんがシャム猫大好きで、廊下て寝ていた麦次郎にメロメロ。…

『ヴィヨンの鴉』から、なぜかカラスが登場する童話の話へ。例によって脱線、迷走なのだが、ここで取り上げられているヘンな童謡が本当にヘンなので引用。 カラスの赤ちゃん なぜ泣くの コーケコッコのおじさんの 赤いお帽子欲しいよ 赤いお靴も欲しいな と…

二時三十分、麦次郎の大声で目が覚める。猫トイレにウンコ。これをはよ片づけんかい、ということらしい。歳を取ってきて、どんどん人遣いが荒くなってきた。文句も多い。ニンゲンだったら、クソジジイだろう。クソジジイはクソジジイでも、金子光晴みたいな…

食べるのが面倒くさい。でも食べたいものはある。ついでに人付き合いもまあまあ面倒くさいから、人と一緒に何かを選びそれを食べるという行為が面倒くさい。という、鬱陶しいけれど理解できなくもない女。うん。本当にひどい。 群像 2015年 09 月号 [雑誌] …

六時起床。夏休みを取る人が多い今週も働いているわけだが、今日は谷間になってしまい、各所に連絡を取る必要はあるものの、実作業はほとんどない。というわけで、今日はなんとなくオフのような雰囲気。 麦次郎、おしっこ失敗、うんこ成功、そのあとのオシッ…

「第1章 意味」。こっちもがっつり読んでいるわけではないのだが…。 意味とは何か、というとらえどころのない問いに対し、これを考える契機として、著者は「知性」というキーワードに着目し、被験者に機械と人間の両方とディスプレイ経由で会話させ、どちら…

「群像」2015年9月号掲載の短篇。まだ半分も読めていないのだが、決断することが仕事のためプライベートでは決断することがイヤになってしまっている女性会社員のサミシイ食生活、って感じかな、今のところは。 津村記久子の作品を読むのは何年ぶりだろう…。…

五時四十五分起床。麦次郎、朝から食欲旺盛だなあと思いつつカンヅメを食べたいだけ食べさせてみたら全部吐いた。オシッコも失敗していた。 仕事。世間は夏休みに入る人も多いようだ。さすがに今週は新規案件の相談などはなく、すでに受注しているものを粛々…

「群像」2015年9月号掲載。男女の友情は成り立たない、というか、成り立ちにくい、ということ。あるいは、嫉妬ほど怖いものはないということ。もしくは、小さな命を大切に、ということ。そんな内容が、実にコンパクトに描かれている。小さな傑作。 群像 2015…

「群像」2015年9月号掲載。いよいよ物語は佳境へ。バーチャルの世界につくられた新宿をさまようフォギーは、山萩氏と再会し、衝撃的な事実を知らされるが…。物語が明確な小説作品って、最近はコレしか読んでないなあ。 群像 2015年 09 月号 [雑誌] 出版社/メ…

六時三十分起床。風が心地よい朝。麦次郎もぷちぷちも機嫌がよいようだ。午前中は掃除に精を出す。 パンで昼食。その後、外出。カミサンが五反田TOCに材料の仕入れに行くというので付いていった。ついでにスポーツ用品の安売り店やABCマートのアウトレットな…

シャープな稜線で描くモノトーンの世界が人気のイラストレーター、黒田潔氏によるワークショップ。ロットリングはドイツの文具メーカーで、バウハウス時代から多くの設計士やクリエイターに愛された製図ペンのブランド。ぼくもかつてはここの多機能ペンを愛…

六時起床。麦次郎、またトイレ失敗。 オリヅルランやらアロエやらに水をやるためにベランダへ出たら、お隣が引っ越していることに気付いた。カーテンがなかった。いつもエアコンの室外機の上に置きっぱなしの布団干し用のでっかい挟むヤツもなかった。物干し…

「群像」2015年9月号掲載。 初めて結ばれる主人公。しかし視覚は障害を抱いたまま。一方、主人公が勤務しているテーマパークは、閉館の危機に追い込まれ、少しずつ秩序を失っていく…。 単なる恋愛小説にしていないところが、やっぱりすごいや。 群像 2015年 …

五時四十五分起床。麦次郎、おしっこ成功。 東京は今年一番の暑さ。朝から尋常じゃない。だが仕事。 冷たいうどんでさっぱりと昼食。 夕方、矢野整骨院へ。腸脛靭帯炎は完治したが、今度は膝の下あたりが痛むと伝えると、脛骨と前側の太モモの筋肉がくっつい…

久々に読書再開。1000枚の大作で、明確なストーリーなどなく、ただただ饒舌に、文学について語っていくだけの内容（に近い）ので、こういう読み方のほうがいいのかもしれない。 主人公が日記のなかで綴る妄想の文学シンポジウムはまだまだつづく。だが、内容…

五時三十分、麦次郎のゲロで起床。また便秘できばりすぎたらしい。 ヒロシマの日。関心を寄せてこの日にヒロシマを訪れる若い世代が増えているようだ。一方で、小学校などで原爆について学んだり話し合ったりする機会は減っているという。語り部たちはみなジ…

幼少期の空襲体験の記憶から、現在の自分の「老い」について。ここ数年のテーマのようで繰り返し書かれているが、今回の短篇は特に身体的な衰えに関する描写が（変な評し方だが）冴えに冴えている。 新潮 2015年 08 月号 [雑誌] 出版社/メーカー: 新潮社 発…

二時半、四時半、五時半、と小刻みに麦次郎に起こされる。五時四十五分に起床したはずだが、徹夜したような感覚がまぶたのあたりに、しつこくつきまとう。 仕事。某広告コピーの資料の読み込みと要点整理。暑いせいだろうか、集中はしているがスピードは明ら…

慣れてきた朝事件 テンション高い荒川強啓事件（ポッドキャストで聞いているのよ） ささっと納豆そば事件 丸ノ内線熟睡事件 リクルートスーツのお姉さん、シャツ出てますよ事件 なごやかミーティング事件 思いついて新宿小田急事件 いっぱいおまけしてもろた…