五時前に自然と目覚めてしまった。体はまだ麦次郎が亡くなったことを受入れきれていないということか。花子の時もそうだった。生活のリズムが整うまで、一ヵ月以上かかった気がする。 身支度、掃除。おなじマンションに住む麦次郎をかわいがってくれた方々な…
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