わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

2020-01-01から1ヶ月間の記事一覧

ポール・オースター/柴田元幸訳『ガラスの街』

数日前からちょこちょこと読み進めている。オースターの作品に出会ったのは、大学生の頃だったか、それとも社会人になってからか。確か、ニューヨーク三部作の最高傑作と言われる『幽霊たち』を読み、その後、本作、そして『鍵のかかった部屋』と読んだよう…

バタバタと充足と

五時四十分起床。昨日、一昨日と寝癖で髪が爆発コントのオチの部分みたいになっていたが、今朝はまったく問題がなかった。髪を念入りに乾かしてから寝たのがよかったか。それとも。 冷え込みの厳しい朝。イヤホンでラジオ英会話など聞きながら動物たちの世話…

今日の事件簿

ふくらはぎパンパン事件 こっそり利子がついている事件 パンにジャムが合わない事件 気づけば別の人がいる事件 おなじノートを買いました事件 二十人部屋に三人事件 電車は意外に空いている事件 トリガーポイントすごい事件

今日の事件簿

比較的静かです事件 なぜか右肩事件 だいたい1.2km時間 面談時と同じ内容でした事件 「吟遊詩人」の棚に『共同幻想論』事件 ひたすらプラマン事件 『掃除婦のための手引き書』届いた事件 アジフライうまし事件 中級に挑戦(モビリティだけど)事件 掃除婦の…

三時間近く

今朝も五時四十分起床。昼間にアホなことを考えていたからだろうが、アホな夢を見た。ただし、アホな夢をいたという印象だけが残っているのであって、その内容はさっぱり覚えていない。目覚めた瞬間に感じている間抜けな笑いと呆れた感覚。 仕事。某案件の見…

短く

五時四十分起床。今日は比較的のんびり、マイペースに仕事を進められそうだ。午前中はそんな感じだったが、午後は緊急の対応にひたすら追われ、気づいたら夕方になっていた。雨が降りそうだからウォーキングにも出られず。 仕事以外、ほぼ何もしていない。そ…

保坂和志「鉄の胡蝶は歳月に記憶は夢に掘るか」(18)

「群像」2020年2月号掲載。もう18回目、1年半か…。 中学生の時の、「永劫回帰」に対する誤解、デジャビュの思い出、物理学に毒されてしまった我々の世界観。哲学的な考察、科学的な世界認識、そして過去のささやかな記憶が、 読書実録 作者:保坂和志 出版社/…

辺境の向こう側

五時四十分起床。ここ数日、目のかゆみがひどい。目覚めとともにアレルギー性結膜炎の目薬を差すのが日課になりつつある。これはよくない。喘息はまったく発作が出ないのだが、他の部分でわずかにアレルギー症状が出ている。さて、どうしたものか。 鉛色の空…

銀座へ。

五時四十五分起床。曇天だが布団を干し、シーツを洗う。午前中は掃除、掃除、掃除。 午後は妻と外出。荻窪ルミネの南国酒家で昼食後、東京ステーションギャラリーで開催中の「坂田一男 捲土重来」を観る。詳細別項。 歩いて銀座へ。歩行者天国だ。旧正月で訪…

東京ステーションギャラリー「坂田一男 捲土重来」

明日までだったので滑り込むようにして観てきた。チラシには「キュビスム以降の抽象絵画の展開を核心で理解し、その可能性を極限まで推し進めた画家」とある。図形化された具象を描くキュビスムではなく、抽象画寄りの作品が多いのだが、時折テーマ/モチー…

今日の事件簿

ただひたすらに仕事事件 外出の予定はなくても12,000歩事件 からだがゴハンを欲してる事件 血は止まった事件 これは奈緒だね事件 図書館予約が流れた事件 どっさりDM事件

瀬戸内寂聴「その日まで」(15)

「群像」2020年2月号掲載のエッセイ。この連載では過去に交流がありすでに他界している作家との思い出が中心になっていたが、今回は家族との記憶、そしてフェミニズムについて述べている。 群像 2020年 02 月号 [雑誌] 作者: 出版社/メーカー: 講談社 発売日…

Nightporters go,Nightporters slip away

五時四十分起床。敬愛するデヴィッド・シルヴィアンと、ジャパン時代の名曲“Nightporter”をデュエットする夢を見た。歌いながら、デヴィッドは抑揚の付け方などを身ぶり手ぶりで教えてくれた。 Gentlemen Take Polaroids アーティスト:Japan 出版社/メーカー…

冴えと混雑

五時三十分起床。曇天。忙しいからだろうか、夜中に何度も目が覚めているのだが、そのわりには目覚めがよい。疲れや眠気を引きずることなく、シャキシャキと身支度ができている。 仕事。朝イチで案件Aのコピー案を仕上げてメールで送付し、昨夜打ち合わせを…

冴えと混雑

五時三十分起床。曇天。忙しいからだろうか、夜中に何度も目が覚めているのだが、そのわりには目覚めがよい。疲れや眠気を引きずることなく、シャキシャキと身支度ができている。 仕事。朝イチで案件Aのコピー案を仕上げてメールで送付し、昨夜打ち合わせを…

今日の事件簿

ずっとバッタバタ事件 久々の楽器街事件 待ち合わせ場所を間違った事件 迷宮になっているらしい事件 一人残ってお仕事事件 移動してまたお仕事事件 MONO消しゴム買った事件 なるほどそういう構成ですね事件 撮影チームよろしくお願いいたします事件 貴一と吉…

今日の事件簿

数字数字数字事件 出かけてまた数字事件 餅米と餅事件 すべった事件 たきらしいんですよ事件 またまたありがたい事件① またまたありがたい事件② ニラ玉ってこんなにおいしかったっけ?事件 ▼覚え書き的に。 エムプラン ツバメノート ペンケース エンジ 01010…

町田康「神xyの物語」

「群像」2020年1月号の短篇特集に掲載。要するに古事記の冒頭ですが、町田節全開。『記憶の盆をどり』がかなり評判いいので、読んでみようと思っている。『ホサナ』が自分には合わなくて、途中で読むのをやめちゃったんだけどねえ。他の作品は結構読んでる。…

一月に素麺

六時二十分起床。ちょっと体調が悪いようだ。昨夜、就寝直前は鼻水が止まらなくなり、夜中は鼻水こそ止まれども逆流性食道炎の痛みで目が覚めてしまい、薬を服用。疲労だろうか。よくわからない、がひとまずいつもより四十分ほど余計に寝てみた。 日曜日だが…

ゴルチェと抽象画

今朝も五時四十分起床。雨。日中には雪に変わったようだが積もることはなかった。氷雨、というタイトルの演歌を思い出す。 ゴルチェがクチュール引退というニュースが入ってきた。ま、デザイナー引退ということではないらしい。大学生の頃大好きだったデザイ…

長野まゆみ「ゴッホの犬と耳とひまわり」

「群像」2020年1月号からの新連載。とある企業の創立者の形見である年代物のフランスの家計簿、改めて見てみるとそこに書かれていた名前はヴィンセント・ヴァン・ゴッホだった…。謎解き的な要素、美術的な要素、そして文学的な奔放さ。今後が楽しみだ。 群像…

小さな笑いで

今朝も五時四十分起床。起床後すぐ血圧を測るのが日課なのだが、今朝は上が140を超えていた。こりゃやばい。だが五分ほど時間をおいてから測ったら正常値になっていた。夢の影響なのか目覚ましのアラームで緊張したからなのか、原因はよくわからないが、まあ…

細菌性ではなかった

五時四十分起床。 妻は、昨日嘔吐し一瞬だったが体調を崩したコジコジを連れて鳥の病院へ。ぼくは後楽園で打ち合わせを二発。 妻からLINEで連絡。こっちゃん、換羽によるストレスが原因で細菌性ではなかった。今後、食事量の制限は必要だが問題はないそうだ…

滝口悠生「隕石」

「群像」2020年1月号掲載。迷いこむようにして訪れた居酒屋での会話。隕石、方言、佐渡、蜘蛛、金、ネパール、カレー、ナン…。最後にこれらが「UFO」に集約されていく(と読めなくもない)。その不思議なまとまり方が、妙に面白い。 群像 2020年 01 月号 [雑…

そのう炎か

五時四十分起床。雨。朝で止むかと思っていたが午前中一杯はだらだらと降りつづけた。 仕事。案件A、B、Cをひっきりなしにとっかえひっかえしながら進める。 午後、コジコジが嘔吐。求愛ゲロではない。そのう炎か。具合も少し悪そうだ。明日、妻が鳥の病院へ…

今日の事件簿

ドカドカと送付事件 手書きのメモがバンバン増える事件 リンデのパンおもしろい事件 緑内障予備群から少しだけ脱出事件 改訂新版 緑内障の最新治療 ー これで失明は防げる ― 作者:平松 類 出版社/メーカー: 時事通信社 発売日: 2018/08/06 メディア: 単行本…

合計11km

五時四十分起床。成人の日。世界的にも、祝日にして式典をして、というスタイルで成人を祝うのはどうやら少ないらしい。アジアやアフリカの一部の民族には度胸試しのような儀式が今なお残るようだが、よくわからない。いずれにせよ、晴れ着とはおよそ縁遠い。…

今日の事件簿

フライパントースト事件 均等なササクレ事件 iPadのキーボード付きカバー届いた事件(かなりイイです) やはり絵画は楽しい事件 レンジでチンした餅を食う事件 ポツ雨事件 イラレ→パワポ→イラレ事件 軽い迷子事件 新宮晋おもしろい事件 ▼このテのものにして…

洋菓子と満月

五時四十分起床。冬ということを忘れるほどではないが暖かな一日。暖冬なのか。その一言で括ってしまっていいのかよくわからないが、その傾向があるのは確かだろう。 午前中は掃除、そして仕事。 午後は妻と少しだけ散歩を兼ねた買い物。近所の、国際的なコ…

長嶋有「あら丼さん」

「群像」2020年1月号の短篇特集に掲載。もう2月号が届いているのだが、まだ1月号を読んでいる。 長嶋有本人がモデルらしき語り手が主催する句会、俳句の同人サークルのメンバーがであるあら丼さんが急逝する。語り手は同じ句会の同人のスモという男とともに…