わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

エッセイ

ここ数年でベストの

五時四十分起床。五月晴れといっていいのか、さわやかな天気。霞んだ雲が広がり時折濃淡を見せる様子は春先とさほど変わらないが、日差しは幾分力強く、風は強いが暖かい。 仕事。某案件の企画書を仕上げ、別のイベント系案件に取り掛かる。企画書のほうは今…

車はゆるゆると前に進み

自動車に乗っている。久しくハンドルを握っていないというのに自分が運転することになった。徐行が必要な道路で慎重にアクセルを踏んだが、徐行というには少々早いな、という程度ではあるものの予想以上に加速してしまい、ブレーキを踏むがたいして減速しな…

五時四十分起床。昨日の、桜の散りはじめた頃のような暖かさはなんだったのだろう、と感じる朝。真冬というほどではないが寒さはもとに戻っている。ラジオで、気温変動による体調不良を訴える人が増えていることを話題にしていた。 仕事。昨日で一山越え、谷…

痛んでいることを思い出し

五時四十分起床。帯状疱疹の肋間神経痛はまだ続いている。夜中には相変わらず目が覚めてしまうのだが、痛みのピークは夜から明け方にかけてらしく、日中はそれなりに痛むものの、仕事に集中しているからか、デスクに向かっているときはほとんど気にならない…

寝返りを打つたびに

五時三十分、いつもより微妙に早い起床。寝違え、だいぶ首が動くようにはなったもののまだ痛みはしっかり残っていて、寝返りを打つたびに目が覚めてしまう。今回のはちょっとひどそう。しっかり治さないと。 仕事。コピーライターとしての仕事はもちろん、経…

わちゃわちゃすぎて何も

五時四十分起床。ややこしい夢をわちゃわちゃと見て目が覚めるがわちゃわちゃすぎて何も覚えていない、というのがここ数日のお決まりのパターンとなっているようだ。夢が激しいほど寝覚めにボーッとする。現実に戻れない感覚がしばし続くが、その続きの時間…

むしろ半袖一枚

五時三十五分起床。朝のうちは冷え込んだらしく、長袖カットソー一枚では少々頼りない感じだったが、せっせと身支度し、仕事を始めると、気温は少しずつ上がりはじめたようで、むしろ半袖一枚でも、と感じるようになった。 午前中はあれこれ事務処理を中心に…

この牛舎はビリヤード場を

島耕作と酒を飲む夢を見た。途中、トイレにと席を立った。店員に手洗いはどこかと尋ねると、こちらに、と通され場所は牛舎で、あちこちに牛がいた。食事後だったらしく、満ち足りた顔でパタリパタリと床に倒れている。この牛舎はビリヤード場を改造したよう…

五分早く床に就いているわけでもない

五時三十五分起床。アラームをセットした時間より五分ほど早く自然に目覚めるのがここ数日のクセになりつつある。理由はわからない。五分早く床に就いているわけでもない。 仕事。波の上下はそれなりにあるものの、ひとまずうまくいっている感覚がある。一方…

自分がもっと、とつい思ってしまう

五時四十分起床。十月と考えると寒い朝だが、動きたくなくなるほどではない。寒いと感じているだけで、朝のルーティーンがそれによって遅れることはなく、むしろ夏よりはキビキビと動ける。 仕事。某社カタログなど。午後、紆余曲折あったものの無事採用とな…

古井由吉『楽天の日々』

エッセイ集のうち、短い物を三つだけ読んだ。古井さんの季節に対する視線は非常に細かい。だが、それが時折、撮影用ドローンが一瞬で急上昇しているように、壮大な風景に切り替わったりする。単に景色が拡がるのではなく、そこに漂う情念や時代の空気のよう…

古井由吉『楽天の日々』

その月の「群像」で毎号読んでいる連載や面白そうなが読み終わると、こちらに移る。古井さんのエッセイ集だが、晩年の古井さんはエッセイと小説の垣根を取り払ったような作風になっていくので、純然たるエッセイも非常に楽しめる。 「「照る葉」に荘厳を思う…

ココロのほうがいまだに残暑

五時四十分起床。寒くて驚いた。だがそれは窓を開けた時の話で、締め切っておくと、いまだに夏の暑さと湿気とが、部屋のなかにしぶとく残っているような気がする。カラダが火照ったり汗をかいたりはしないというのに、なんか暑いな、とボヤキに似た独り言が…

古井由吉『楽天の日々』

晩年期の一連の小説作品とは違って、「死」という回避できない状況からは少しだけ距離を置き、歳を取るということのほうに正面から向き合っている、そんなエッセイが目立つ。そして良品ばかり、という印象。 荷風の日記に記された最晩年の生活についてを語っ…

古井由吉『楽天の日々』

最近は、読書のメインは毎月の「群像」なので、単行本を読む機会が減っている。でも今月は読みたいものを全部読んでしまったので、久々にこのエッセイのつづき、読み残していた後半の半分くらいかな、を読み進めている。 古井さんのエッセイの、自分自身を描…

[読書日記]若松英輔「見えない道標」(15)

今日から(歯茎の手術跡の痛みにうーんうーんと言いながら)読みはじめた。「群像」2022年9月号掲載。同世代の方なのだが、読みの鋭さ、論理的思考と繊細な感受性のバランスのよさ、それらに圧倒されっぱなしの状態。だが不思議と若い頃の自分のふがいなさや…

陽射しは差すが

五時四十分起床。台風一過、子どもの頃はすっきりと晴れる日という印象を持っていたが、ここ十数年、そのようなことはまれになってしまったようだ。今朝も空はどんよりとし、陽射しは差すが雲の切れ間から一瞬、これが断続的にという感じで、青空とはおよそ…

ズボンのチャックが空いてますよ

五時四十分起床。今朝も妙な夢を観たようだが、内容はさっぱり覚えていない。夢見がおかしなことになっているのは、精神の影響だとか、夢占いがどうのこうのという方向に話が向かいがちで、自分としてもつい気にしてしまうのだが、一方でそんなことは関係な…

ささっと撫でる程度の

五時三十分起床。いつもよりわずかに早かったから、と早朝からデスクの上を、いつもならクイックルワイパーでささっと撫でる程度の掃除なのだが、今日はMacやら鉛筆立てやらをどかして、雑巾で丁寧に拭いてみた。こまめに掃除しているつもりだが、それでもモ…

楽天の日々

五時四十分起床。暑い一日だったが午前中は書斎だけ風が吹き込んだようで、じっとりした空気はいくぶんやわらぎ、エアコンに頼らずとも仕事ができた。だが午後になるとじわじわと汗をかきはじめ、集中力もそがれていく。早々に断念してエアコンの電源を入れ…

時間の経過が時間に対するルーズさをつくる

五時四十分起床。大抵はアラームがなる五分ほど前に目が覚めるのだが、今朝は音のほうに出し抜かれた。昔ながらの目覚まし時計なら無意識のうちに止められるのだが、スマホの場合はそうはいかないようで、まず数秒呆然とし、スマホだ、と気づいてから、たっ…

感覚的には明けていない

五時四十分起床。降っているのか、とすぐ空模様が気になってしまう。そんな目覚めが、もう何日つづいているのか。天気が話題になるたびに、梅雨明けなんて嘘だったよね、と誰もが口にする。気象学的にどうなのかはよくわからないが、感覚的には明けていない…

ヨダレがたっぷりと垂れていた

五時四十分起床。デパ地下だろうか、漬物を試食する夢を見た。妻と一緒に白菜の漬け物を眺めていたら、店員さんが「ご試食されますか」と声を掛けてきた。よほど物欲しげな、食いしん坊な顔付きだったのだろう。漬物を小鉢のような小皿のような器に入れてい…

朝の身支度のせわしなさが

五時四十分起床。ここ数日、朝からT字カミソリでヒゲを剃っているが、ちょっとだけ手元が狂い、顎から軽く出血。たいしたことはないのだが。これは不器用というよりは、きちんと肌を温めない、カミソリを早く動かしすぎる、と朝の身支度のせわしなさが原因と…

余計な力を入れることなく

五時四十分起床。ここ数日、朝の目覚めが良い。日中に眠くなることはそれなりに多いのだが、それはさておき、すっきりと起きることができている。どうやら理由は、アキレス腱炎のケアのためにいつも以上に念入りにストレッチをしているからのようだ。筋肉が…

びっくりするような大型犬を

五時四十分起床。曇天。少し寒いような気がしたが、冬のようではないし、花冷えの頃ともまた違う。 午前中は掃除。午後はランニングへ。スタート直後は肌寒かったが走り出せば半袖で十分。善福寺川沿いを18kmほど走った。散歩中の犬が多い。和田堀公園あたり…

割り切れるようになる

五時四十分起床。晴れている、気温もそれほど低くないようで、真冬から半歩だけ春に近づいたような気がするが、残念なことにそれは単なる思い込みのようで、木曜あたりから東京も雪になるという。まず、移動が困ると考える。そして、週末は走れるかな、と考…

何に対しての安心なのかは

五時四十分起床。土日でも必ずこの時間に起きるようになってしまった。動物たちの世話という義務がそうさせているのだが、多少遅れたところでおそらく文句はいわれまい。ということは、この時間に起きることが個人的に好きということか。あるいは、時間を決…

そのものは白くない

今朝も五時四十分起床。背中が寝違えのように軽く痛む。のように、ではなくて、本当に寝違えたのだろう。 仕事。朝イチでいくつかの案件の納品をメールで済ませ、その後いそいそと銀行へ。決して厳しくはないものの、秋が終わり冬になった、と痛感させる寒さ…

十二月にこんな状態になるのは初めてだ

五時四十分起床。いや、雨音で何度も目が覚めた。耳を澄ますまでもなく、強い雨が降っていることが、そして家の裏手を流れる善福寺川が濁流となっていることが、わかる。豪雨や台風の時の音だ。六時を過ぎると洪水警報が発令された。川の水面はあと1メートル…