わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

社会学

大澤真幸「〈世界史〉の哲学 現代篇4 永劫回帰の多義性」

「群像」2020年12月号掲載。 キェルケゴールの「絶望」を乗り越えようとした思想として、ニーチェが上げられている。「永劫回帰」を、著者はルサンチマンやペシミズム、ニヒリズムに対峙するものであるとし、その根拠について考察を展開している。ぼくはニー…

大澤真幸「〈今の時〉に満たされた時間 「歴史の概念について」をめぐって」

「群像」2020年10月号掲載。読了した。 過去の事実に、現在における大きな歴史的変化や事件の「片鱗」や「兆候」を見出すこと。この、バックキャスティング的な歴史観が史的唯物論、ということになる、のかな。そして、この構造は、実は「最後の審判」とおな…

大澤真幸「〈今の時〉に満たされた時間 「歴史の概念について」をめぐって」

「群像」2020年10月号掲載。 ヴァルター・ベンヤミン没後80年特別寄稿。「史的唯物論」とは何か、の解説と考察。進化的な歴史観は過去の事象が因果関係によって現在に結びつき、さらに未来へと続いていく物語的な構造を形成していくが、ベンヤミンの歴史観は…

大澤真幸「〈世界史〉の哲学」現代編(2)もうひとりのモーゼ

「群像」2020年9月号掲載。 西洋文化の精神構造としてのエディプス・コンプレックスはフロイトの精神分析における根幹をなしている…と思いきや、晩年のフロイトは『モーセという男と一神教』という著作で、モーゼには出エジプトを指導したモーゼとは別にもう…

大澤真幸「〈世界史〉の哲学」(125)近代篇40 母の欲望

「群像」2020年5月号掲載。連載完結…なのだが、ううう、物足りない! ゲーテやホフマンをフックにしたネーションのオリジン論からエディプス・コンプレックスへと話題が進み、フロイトへとつながらい、さらにはドゥルーズ=ガタリの「アンチ・オイディプス」…

客観で主観を

五時四十分起床。 朝から仕事。書斎で延々と某案件のコピーを書きつづけた。それなりにはかどってはいるのだが、ちょこちょことヤフーや新聞社のサイトを除いては、新型コロナのニュースをチェックしてしまう。怖れや自己防衛本能とは少し違う感覚だな、とい…

麦次郎、麦茶、猫らしくない遊び

五時四十五分起床。二つの原爆の日が過ぎ、終戦の日が過ぎ、当時とは比べものにならぬほどの暑さで日々は過ぎていくのだが、あの玉音放送を再現した映像の、ラジオの声に聞き入る人たちの肌をじっとりと濡らす汗、あれと同じ汗を、ぼくたちがかくことはもう…

台風とド変態

五時四十分起床。全身が汗まみれ、炎天下を軽く歩いた後、くらいのパジャマの湿りっぷりに驚くが、今朝はそう気温が高いというわけでもないので少々不思議だ。ささっと朝風呂を浴びるつもりが、ついダラダラしてしまった。 超大型の台風が来ているらしい。西…