わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

音楽

David Sylvianツアー その後

mixiでも盛り上がっていますが…。 何はともあれ、公演を中止せず歌声を聴かせてくれたデヴィッドには最大の感謝を。ありがとう。 とはいえ、当日の演奏内容や演奏時間に不満が残ったことは自覚すべき。 極論を言えば、体調と公演開催(キャンセルによる赤字…

Robert Fripp「At the End of the Time」

ギターエフェクトシステム「Soundscapes」の最新ライブ。心が洗われるような旋律が幾重にも重なってゆく。国内版未発売。 こちらは国内発売の最新版「Love cannot Bear」。これがSoundscapesの最高傑作という人もいる。ちょっとベスト盤っぽいんだよね。

Robert Fripp & Brian Eno「Beyond Even」

期待の最新作は、1992年から2006年にかけての未発表曲集……と思ったら、これってDiscipline Global Mobileでダウンロード販売している「The Cotswold Gnomes」とまったく同じ内容。イーノが全曲を途切れ目なくつないでしまったバージョンもDisc 2として収録さ…

David Sylvian「The World is Everything Tour」東京公演

モスクワ公演などが体調不良でキャンセルとなったらしいので心配していたのだが……デヴィッド、風邪を引いたらしい。演奏時間は約70分。アンコールはナシだ。時折リズムが甘くなったり、ピアノで参加した渡邊琢磨のソロを活かしきれていなかったり、ピアノ+…

David Sylvian「The World is Everything」ツアー 10/30

新聞に、残席有りの広告が出ているではないか。仕事がどうなるかわからなかったので行く予定はなかったのだが、スケジュールが空きそうなのでチケットを買ってしまった。3階席だって。まあいいんだけどさ。 で、肝心のシルヴィアンだが、どうやら体調を崩し…

King Crimson始動!

どうやら2008年初頭よりリハーサル開始、2009年に新作発表という流れになる模様。うーん、待ちきれん。アルバムの仕上がり次第だけれど、ライブは万事繰り合わせて2回くらい行っちゃうだろうなあ。David Sylvianの今回、前回のライブは見送っちゃったんだけ…

NTTインターコミュニケーション・センター(ICC)「坂本龍一+高谷史郎|LIFE - fuid, invisible, inaudible...」

http://www.ntticc.or.jp/Exhibition/2007/LIFE_fii/index_j.html 坂本が99年に武道館などで行ったオペラの映像を担当した高谷氏との最新コラボ。天井から吊るされた正方形の九つの、水を張った水槽をスクリーンにし、そこに様々な映像が映し出される。観客…

ライブ:津軽三味線の真髄 佐藤通弘コンサート

2006年の2月にも行った、スーパーツガルシャミセニスト(なんだそりゃ)のコンサート。伝統的な津軽三味線の渋い世界を聞かせると思いきや、力強いリズムとメロディが印象的なフュージョン/ロック的なアプローチでグイグイ聴衆を引き込んでゆく。注目したの…

フェネス/サカモト「cendre」

教授のエレクトロニカ。どちらかというと(世界的規模では)開拓者というよりはフォロワーなんだよな、教授は。でもオリジナリティが必ず感じられるからスゴイ。とーっても気に入った1枚。cendreアーティスト: fennesz + sakamoto出版社/メーカー: commmons…

今日買ったCD CAN「Monster Movie」「Tago Mago」など

リマスターされ紙ジャケで再発されたので、買い直し。なんだか、ホルガーやダモにお布施をあげている気分。Monster Movieアーティスト: Can出版社/メーカー: Mute U.S.発売日: 2004/11/16メディア: CDこの商品を含むブログ (10件) を見るEge Bamyasiアーティ…

今日買ったCD「のだめカンタービレBEST100」

マンガに出てくる楽曲、ぜーんぶ収録してるんだって。CD8枚組で4,800円。こりゃおトクだ、ラスマニノフもベトシチもピンクのモーツァルトもみんな楽しめる。のだめカンタービレ ベスト100 (通常盤)アーティスト: オムニバス(クラシック),フランチェスカッテ…

借りてきたCD

色々借りちゃった。John Taylorは、Duran Duranのベーシストとは別人。ヨーロピアン・ピアノ・トリオの第一人者で、敬愛するDavid Sylvianのアルバムにも参加している。John CaleはBelbet Undergroundのひと。実は、このバンドにはあまり馴染みがないんだよ…

The Crimson Jazz Trio「King Crimson Songbook, Vol 1」

第2期King Crimson(Islands)のドラマーだったイアン・ワレスによるジャズ・ピアノ・トリオがクリムゾンの名曲をカバーしている。これが思いのほか上品かつエキサイティングで、ファンとしてはオオオッとついうなり声をあげてしまう。「ジャズで聴くビート…

一風堂「MAGIC VOX」

長らくCD化されなかった一風堂オリジナルアルバム五枚に、土屋昌巳のファーストソロ「RICE MUSIC」、見岳アキラのソロ「Out of Reach」、そしてお宝映像DVDの八枚がセットでいちまんごせんえ〜ん、の大変お得なボックス。一風堂は、アナログ盤で「Live and Z…

King Crimson「Lark's Tongues in Aspic 太陽と戦慄」

クリムゾン買い直しCD。音楽的完成度で言えば「宮殿」なのだが、それと十分対抗できる内容の作品。もっとも、聞き手を相当に選ぶ。クリムゾンの歴史は、デビュー直後に最高傑作を生み出してしまったバンドの、さらなる最高傑作を生み出すための四苦八苦の歴…

Keith Jarrett Trio「Standars Live」「Changeless」

前者はタイトル通りジャズ・スタンダードのライブ。後者もライブだが、オリジナル、あるいは即興だと思う。後者を軽く聴いたが、なかなか重厚感のある演奏。Trioの中ではかなり気に入っている「Inside Out」よりも重たく、どちらかといえばKeithの80'sソロ即…

King Crimson「濃縮キング・クリムゾン」

69年の「In the Court of the Crimson King」から、03年の最新作「Power to Believe」までの代表曲をCD2枚組、収録時間限界までパッツンパッツンに収めたベスト盤。またまたリマスターしているようだが、どこがどう変わっているのやら。昨日「タモリ倶楽部」…

Keith Jarrett Quartet「My Song」

東高円寺のブックオフで、(たぶん)新古品が安く出ていたので買ってしまった。図書館で予約していたのだが、1ヶ月経っても貸し出しされない。しびれを切らしてしまったというのも購入した理由。My Songアーティスト: Keith Jarrett出版社/メーカー: Ecm Rec…

日本フィル シーズンコンサート「秋」(杉並公会堂)

音が心地よくて、ものすごーく眠くなってしまいました。耳を傾けていると、いつの間にか音楽が頭の中で映像化され、その景色やら動きやらに引き込まれてしまい、そのまま映像に意識が溶け込み、やがてなくなる。すると、カックンと頭が揺れて、ハッと我に返…

Jon Hassell「Power Spot」

amazonにて。今日届いた。89年の作品。Brian Eno、Sylvian & Frippの世界ツアーに参加したギタリストのMichel Brookなどが参加している。Hasselらしい、モノトーンな感覚の擦れたトランペットが極彩色のデジタルに引っかかるように鳴り響くかと思えば、大地…

Brian Eno「Another Day on Earth」

イーノの作品はインストしか聴いたことなかった。でも、ヴォーカルものもいいですな。インストよりも地に足がついた感じ。Another Day On Earth [解説付・ボーナストラック収録 / 国内盤] (BRC128)アーティスト: ブライアン・イーノ出版社/メーカー: BEAT RE…

David Sylvian「The Good Son vs. The Only Daughter」

「Blemish」はあまり好きでなかったので買わなかったのだけれど、なんとなく気が向いたので購入。予想以上にポップな仕上がりで驚いた。Good Son Vs Only Daughter: Blemish Remixes (Dig)アーティスト: David Sylvian出版社/メーカー: Samadhi Sound UK発売…

BOSE PC用スピーカー「Media Mate II」

高音の歯切れのよさにびっくり。中音の伸びもよい。低音も、予想以上にメリハリが出ている。まるでこもらないし、薄っぺらにもならない。うーん、iMac G5の内蔵スピーカーとは比べ物にならんな。

津軽三味線 高橋竹童とその仲間たち(杉並公会堂)

津軽三味線の名人・高橋竹山の弟子と江戸文字書家、落語家の三人会的な内容。 第一部 -津軽三味線独奏 高橋竹童…まだ乗っていなかったのか、たいした演奏ではなかった。この時点ではけっこうガッカリしていたりして。 -字漫噺し 立川文志…立川流の江戸文字書…

開館記念 日本フィルハーモニー交響楽団

特に関心はなかったのだが、義父がチケットを買ったものの(それも、なぜか一枚だけ)、別の用事ができたので、とぼくに譲ってくれた。クラシックのコンサートは初体験だ。四季は日本フィルの小林研一郎というひと。よく知らないが、海外での評価はかなり高…

ライブ:佐藤通弘 津軽三味線(セシオン杉並)  http://www.tsugaru-michihiro.com/

上妻宏光、吉田兄弟といった民謡のジャンルをはみ出して異分野コラボレーションを積極的に行う津軽三味線奏者の先駆けともいうべき存在。以前沖縄の三線奏者のライブを聞いたことがあるが、後半はほとんどジミ・ヘンドリックス。佐藤通弘もやはりどこかロッ…