昨日よりは若干目覚めがよいか。目が覚めた、と自覚してから起きあがる。なんだ当たり前のことではないかと突っ込まれそうだが、疲れているときほど目覚めの感覚は曖昧になる。
七時、事務所へ。仕事は小康状態だ。早くから作業する必要などほとんどないのだが、早起きが好きだからいつも通りに出かける。いや待て。好きなのに起きられないことがあるとはどういうことだ。感情や嗜好は肉体の状態にはそうそう勝てないということか。
T社カタログ、事務処理など。午後は終了した案件の資料の整理に精を出す。整理というよりはゴミ捨てだ。二十時、終了。
花子(http://hanamugi.exblog.jp/)、今日も夜は大騒ぎ。リビングに行きたいとひたすら主張しつづけている。ストレスが攻撃に向かわないように注意したい。
古井由吉『仮往生伝試文』。マンションの物音。低くうなるベースの音がどこかのコンポから響いてくるかと思えば、それは隣家の読経の声だった。