わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

再会

「ムッシュソレイユ」の「ゴルゾー」。

 七時三十分、起床。外は暗い。晴れ間は見えない。ひんやりとした空気が不思議に思えた。
 
 八時三十分、事務所へ。土曜の朝は人気が少ないものだと信じこんでいたが、これくらいの時間はそうでもない。万人が土曜休日というわけではないのだろう。休日だからこそこの時間から動き回るというひともいる。だが事務所があるのは商店街の中だから、西荻の街を探索する様子の外者は見えない。
 ラジコンメーカーウェブサイト、ITベンダーPR誌。昼は「ムッシュソレイユ」http://www.cam.hi-ho.ne.jp/m-soleil/index.htmlまで足を伸ばし、ゴルゴンゾーラとはちみつのパン、エピなどを購入。カミサンとふたりでバクバクバクと食べた。
 夕方より雨。雨音は少しずつ大きくなる。梅雨の静かな降りではないが、叩きつけるふうでもない。ただただ、降りが力強い。力加減は時間によって差があるようだが、強く、息切れせずに降りつづけている。雨音を耳から取り除くような心で仕事をつづけた。
 
 二十時、店じまい。夕食は「西荻餃子」の餃子で手軽に。
 
 今夜も花麦をパーテーション越しに対面させる。リードはつけず。ふたりとも落ち着かぬ風ではあるが、敵意はない。久々に再会した友人に、どう接したらよいのかわからず照れているような感覚だろうか。
 
 多和田葉子「隅田川の皺男」を読みはじめる。
 古井由吉『仮往生伝試文』。地蔵菩薩というのは、多忙らしい。三途の川の岸辺を駆けずり回っている。