わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

頭痛/笑撃/緩気

豚。ローズマリー、セージもいっしょに

 六時起床。寝違えたのか、首が痛い。首が痛むせいか、頭痛がする。頭痛がするせいか、目がかすむ。ちょいと調子が悪いか、と身体を確認しながらベランダでオリヅルランに水をやっていたら、麦次郎が見ていてくれた。
 
 七時、事務所へ。大学案内企画、ITベンダーのPR誌など。
 午後、知り合いが以前系列のレコード会社に勤めていたこともある某ブランド――実はヨウジヤマモトなのだが――のファミリーセールへ。会場はおしゃれなひとたちでごったがえしている。汗が背中で滝になり、頭痛もすこしずつひどくなるのを感じながら、人込みをかき分けかき分け物色する。黒くないパンツ二本、黒くないカットソー数着、黒くないサマーニット数着、黒くない半袖シャツ一枚、そして黒い長そでシャツ一枚。今年はファミセで黒を買うのはやめようと誓っていたのに、買ってしまった。カミサンとふたりあわせて、おそらく定価で買ったら五十万はくだらないくらい大量の服を、笑えるほど安い値段で手に入れた。
 
 十五時、帰社。二十時、店じまい。

 夕食は先延ばしにされつづけていたぼくの誕生祝いということで、事務所の近所の「海猫家」へ。タチウオの刺し身、空心菜のタイ風炒め、サザエのオリーブグリル焼き、ブルーチーズソースのオムレツ、雲仙豚とじゃがいものグリル。味が濃いのに上品で切れがよい。店内も落ち着いてて、ゆっくり食事を楽しめる。決して静かというのではない。心地よい活気が、店の中にゆるやかに流れている。
 
 頭が痛んだので本はほとんど読まず。金井美恵子『タマや』を数ページだけ。