目が覚めると、喉が痛い。身体が重い。夏風邪だ。毎日の冷房と睡眠不足がたたったか。今日は自宅を兼事務所にするためのネットワーク配線工事をするつもりだったが、予定変更、ただひたすらに寝ることに。眠るか、目が覚めているときは諸星大二郎のマンガを延々と。身体が弱っていると、太古の神々や、それを敬い畏れるひとびとの生命力と精神力が恋しくなるのかもしれない。
夕食は義母がてんぷらを持ってきてくれた。
諸星大二郎『海神記』
四世紀ごろかな、の九州の海人たちが、海から来た神の子・海童(わだつみ)とともに常世のある東の海を目指す。
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諸星大二郎『海竜祭の夜』
異端の考古学者、稗田礼二郎がつぎつぎと出会う不思議な事件。そこには太古の日本から人知れぬ形で存在しつづけた神々や物の怪の影が…。