わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

墓前/募金

 六時三十分、起床。早朝、インコのうりゃうりゃ、ハチ、きゅー、雀のぽんちゃんの死骸を埋めた公園まで散歩。善福寺川沿いをゆっくり歩く。カルガモの朝食の時間らしく、あちこちでシンクロナイズドスイミングの選手のようにくるりと回転するように潜っては足を水面から高く上げ、藻だかなんだかを食べている。コサギが喧嘩しているのを見かけた。公園では、老人が四人くらいで井戸端会議している。猫が二匹、朝のパトロールかうろうろしている。蝉の鳴き声ももビリビリと響きはじめた。これではうりゃ君たちものんびりしてはいられまい。もっともトリたちはみなにぎやかなのが好きだった。蝉の鳴き声は案外うれしいのかもしれない。猫も好きだった。よい場所に埋めた、と言っていいのかな。そう思いながら引き返した。
 
 終日、仕事。O社のコピーを黙々と。夕方からはちょこちょこと「24時間テレビ」を観た。出演者はボランティアではなくギャラが発生しての出演らしく、利権でガチガチに塗り固められた日本最大の募金イベント、という話を聞いたことがある。それ以来どうしても素直にこの番組を見ることができなかったが、それでも還暦直前の丸山弁護士のファイトは評価したいと思った。もっとも、その後に彼の努力を紳助がどのようにぶち壊してくれるかにも期待していた。予想通りなので少々拍子抜けたが。
 
 阿部和重グランド・フィナーレ」。異様なスローペースで読んでいる。