わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

重身/足湯

「ハウススタイリング」で購入したペロ

 六時、間違えてセットしていた目覚ましが鳴ったことに驚いて飛び起き、いや起床する必要はない今日は土曜日だと薄暗がりのなかで二度寝を決め込もうとすると、あたしもアラームで目が覚めちゃったよ、と花子がフニャフニャ鳴きながら近寄ってきてゴロゴロ喉を鳴らしてぼくの身体にぴたりと寄り添うので、そうか目が覚めたか悪かったね、と話しかけながらウリウリと撫でたりしていたらいつの間にかうとうとし、熟睡した記憶はないがいつの間にか時計は八時を過ぎており、それじゃ起きるか、と身体を起こそうとするが、身体が重くて起き上がれない。たいした仕事もしていないのに疲れている。おそらくは移転一週間後、なんとか無事に(正確には花子プチ切れ事件があったのだが)週末を迎えることができたせでドドドと一気に気が抜けたのだ。だが一度起き上がれば身体の重たさは消える。花子をあやしながら身支度し、掃除し、読書した。

 エスニック料理の「ぷあん」で昼食。カミサンもぼくもカオソイを注文。土日限定のタイ風ココナッツミルクラーメン
 十四時、旧事務所の明け渡し。不動産屋に鍵を返却した。その足で吉祥寺へ。「ハウススタイリング」「大塚家具」などを転々と巡り、猫缶を買ってから帰宅する。歩きすぎたのか、足が他人のとすり替えられたような感覚がしたので、二十分ほどフットバスをしてみたら疲れがすぐに消えた。ローズマリー、ラベンダー、ペパーミントのエッセンシャルオイルが効いたのかもしれない。カミサンはライムで足湯していた。浸かった後、なぜか角質がぼろぼろ取れると喜んでいる。
 
 夜、ドラマ「積木くずし真相」を観る。脚色はしているだろうが、なかなかショッキングな内容だった。

 堀江敏幸「スタンス・ドット」読了。音を描写したい。そのために選んだ題材がボウリングであり、音を貴重な存在にまで高めるために主人公を難聴をわずらった初老の男性にしたのかな。