わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

断眠体質

 昨夜は眠って一時間で麦次郎に大騒ぎされて仕方なく起きて相手をし、ふたたび眠って二時間で今度は花子に大騒ぎされ、一時間ほど遊びに付き合わされた。猫を飼いはじめてから眠りが断片化している。五時間も六時間も昏々と眠りつづけた記憶がない。それまでは、一度眠れば朝まで起きないタチであったように思えるが、近ごろはあまりにブツ切れすぎるのか、かつての自分の眠りっぷりがまったく思い出せないでいる。もっとも、一方で寝入りはよくなった。以前は蒲団にもぐり込んでも、三十分、一時間も眠れないのが当たり前だった。眠りが短く、深くなったらしい。猫とは寝子のことらしい。自ら眠り続けるだけでなく、周囲にも眠りを与えるらしい。それは決して長さという形では現れない。時間などという尺度で眠りを図るべきではない、と猫=寝子が主張しているようだ。
 七時起床。いつもより三十分寝坊させていただいた。
 八時より仕事開始。某大学広報誌の企画、某ハウスメーカーのウェブサイトの企画など。寝違えと頭痛は昨日よりかなり具合がよい。だが寝不足のせいか集中力が持続しないから困る。二十時、業務終了。延々とテレビを観つづけた。とんねるずなど。
 
 古井由吉『聖なるものを訪ねて』。「黙示」という訳語は、この世の終末を、黙って、すなわち語らずして示すことだと思っていたが、暗喩で示す、という解釈もあるようだ。こちらのほうが理解はしやすい。