わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

反省

 やることなすこと、すべてが反省につながってしまう。そんな一日だ。まず、寝坊した。八時起床。朝から納品が数本あるというのに、なんだこの緊張感のかけっぷりは。
 日中は、自分の手掛けた仕事の詰めの甘さに呆れたり、コンペの結果が不採用だったりと、反省の連続である。ここで感じたこと、学んだことをうまく今後の仕事につながなければ、などと流行り言葉でいうプラス思考で気合いを入れようと思ったとたん、反省とはまるで関係のないトラブルが起きた。PCの故障だ。NECWindowsノート、画面が真っ暗でまるで見えない。起動音はするし、蛍光灯スタンドの明かりを画面に近づければなんとか写っているものは見えるので、CPUやハードディスクが壊れたわけではない。バックライトが壊れたのだろう。メーカーに電話して修理にいくらかかかるか問い合わせたが、3万近くは見てほしいとのこと。迷う。このマシンはすでに基盤が壊れているようで、バッテリーに電源がまるで供給されない。使用中にACアダプタのジャックが抜けたら、普通のノートPCならバッテリーに電源が切り替わって使用できるが、このマシンの場合はそのまま電源が落ちる。したがってモバイル用途がまるでできないわけだ。この件についても問い合わせたが、修理には最低3万円以上、最悪の場合5万円以上かかるかもしれないと言われた。今回のバックライトと併せれば6万円以上、最悪の場合は9万円だ。9万といえば、デルやHPでなら新品のノートが買える。まだ10ヶ月もリース期間が残っているのだが、仕方がないので新品を買うことにした。ふだんメインで使うのはiMac G5で、Windowsは事務処理と文字化けチェックくらいであるだけにちょっと惜しいが、鳴ければ困ることに変わりはない。あれこれ悩んだが、結局HPで10万円をちょっと割る程度の価格のノートPCを購入した。来月中旬くらいの納品だ。それまではNECをゴマカシながら使うしかないだろう。
 まったく家から出ずに、黙々と作業をしたり反省したりオンラインショッピングでPCを買ったりと、インドアな一日。
 
 コミさん「魚撃ち」。読了。「男たちの大和」とは対極にあるなあ、と思った。大きな悲劇と小さな悲劇のはざまで、懸命に、あるいはいい加減に、そして狡猾に、生にしがみつこうとする兵隊たち。これもまた戦争の一面であり、命を守ろうとする姿勢になんら変わりはない。