わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

さよなら、レム

 六時四十五分起床。夕べの頭痛はかなり治まっている。風邪かもしれぬ。用心に、と市販の風邪薬を飲んで仕事。
 十七時、水道橋のE社へ。中央線から見える市ケ谷のお堀の桜並木がなぜか今年は貧弱に見える。まだ十分に開いていないのか、それとも和田堀公園の桜の見事さに目がなれてしまったのか。
 新聞で、スタニスワフ・レム逝去のニュースを知る。まだ生きていたことに驚く一方、逝ってしまったことにも驚く。ディックとレムは、学生時代に愛読した二大SF作家。
 読書日記には書いていないが、ここ数日、浦沢直樹の『20世紀少年』を一気読みしている。レムとは別の意味で、現代に警鐘を鳴らす作品。