わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

猫のバードウォッチング

 八時起床。天気予報は雨と報じている。今すぐ降り出しても納得できるくらい厚く重たい雲が切れ目なくつづく。が、まだ降らない。いつまで持つかな、と思いながら身支度する。天気が気になるのか、春になり活発になったスズメやヒヨドリシジュウカラセキレイといった街鳥たちの鳴き声が気になるのか、花子はしばらく西側の窓から、隣のマンションとの間の狭い空と裏手の善福寺川を眺めていた
 午前中は仕事。おとといは煮詰まっていたが、昨日のプラドともじゃもじゃがよい刺激になったのか、そこそこのアイデアは出せた。
 今日は麦次郎が何度もベランダに出ると言ってきかないらしい。ぼくがリビングに出てくると、麦次郎は首輪にヒモをつけられて、ベランダでまったりとしている。どうやら最近よくわが家のベランダに遊びにくるスズメが気になって仕方ないらしい。スズメたちは二羽三羽が一度にやってきて、ベランダのコンクリートの上の、わが家のインコ・ぷちぷちが食べ残したゴハンをついばんだり、何も植えていない土だけになった植木鉢の上で暴れたり(砂浴び、という行為だ)しているようだ。麦次郎にとっては、それがおもしろくてたまらない。おそらくは小さくて自分でも捕まえられるものが目の前にいると、狩の本能が呼び覚まされるのだろう。だが、麦がベランダにいれば当然スズメは警戒してやって来ない。しばらく外にいて、スズメが来ないと麦次郎は諦めてリビングへ戻ってくるのだが、数十分経つと再チャレンジしたくなるようで、窓際で外とヒトとを交互に見ては、ナアンナアンと鳴きわめき外に出せと訴える。
 午後から荻窪西友とルミネへ。下着、石鹸、食材など。
 駅のそばの真言宗のお寺、牡丹の花が盛りになっていた。他の春の花を圧倒する存在感。曇り空にも映えるピンク色の大仰な重なり合い。
 夜は青椒牛肉絲チンジャオロースーを作って食べる。ピーマンは「ナチュラルハウス」で有機栽培の物を買って使った。エゴイ苦味がまったくない。筍はいまが旬だが、もうすこし経つと新鮮なものがもらえるということなので、買わずにタマネギで代用した。