2006-04-24 高橋葉介『夢幻紳士 逢魔編』 読書日記 パラレルワールドのエンドレス構成。世界にははじまりも終わりもない。ただ、今があるだけなのだ。だから夢幻魔実也は、おなじ挨拶を繰り返しつづける。脱帽。スゲエ。 高橋葉介についてちょっと考えてみた。 高橋葉介は、絵のチカラを(画家以上に)信じている。多くのマンガ家は、自分の絵のチカラを信じようとしているだけだ。 高橋葉介は、言葉のチカラを(小説家以上に)信じている。多くのマンガ家は、言葉を活かしきれていない。