七時起床。小雨がぱらつく朝。ほんのり明るかった空が、昼ごろに急に墨で染めたようになり、赤黒く変わりはじめたかと思うとたちまち雨足は強く地面を殴るようになり、やがて雷鳴がとどろきはじめた。最初の落雷は電話中だったので、相手の方と一緒になって驚いた。向こうは新宿からかけている。驚くタイミングが微妙にずれているのは、落雷した場所からの距離の問題だろう。音が伝わるには時間がかかるということを思いかけず体験できた。
雷は、午後には止んだ。赤羽橋のT社で打ち合わせを済ませたころには、ふつうの雨に変わっていた。
帰社／帰宅後も仕事。夜はちょっとだけ本棚の整理をした。気がふれんばかりの量の、本、本、本。
