わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

The ghosts of my life grew wilder than the wind

 六時四十五分起床。午前中から神田にて某金融団体パンフレットの打ち合わせ。ちゃっちゃと済ませ、荻窪に戻る。駅の改札を抜けると、無性に本屋へ行きたくなった。ほしい本は今のところない。おもしろい本を見つけられる、と直感が教えてくれているのだろう、そう信じてルミネの「八重洲ブックセンター」へ行ってみた。いつもなら、総合雑誌、IT系雑誌、文芸誌などの表紙を見流し、気になったものがあれば手に取ってみて、つづいて文芸や思想関係のところをざっと見て、やはり気になったものがあれば帯を読み、目次を見て、それでもおもしろければ最初の1ページを読んでみる。ぼくの本屋の見方はだいたいこうだ。ところが今日は、雑誌コーナーで、しかも音楽のコーナーで足が止まってしまった。「ストレンジ・デイズ」という海外のロック専門誌を手に取ってしまう。以前はちょこちょこ買っていた本だが、ロック魂はあるものの(だからクライアントに反抗したりしちゃうんだよなあ)ロック・ミュージックという分野への関心は消えかけているので音楽雑誌など買うのはもちろん立ち読みすらしなくなっていた。それが、どういうわけか見てしまった。そこで、見つけたのである。十代のころから敬愛していた80年代前半を代表するブリティッシュ・ロックバンド、JapanのベストとDVDが発売されていることを。すぐさまおなじフロアにはいっている「新星堂」に向かい、両方とも購入した。
 夜、仕事が一段落してからベストを数曲、そしてDVDを半分くらい楽しんだ。

Just when I think I'm winning
When I've broken every door
The ghosts of my life grow wilder then before
Just when I thought I could not be stopped
When my chance came to be king
The ghosts of my life grew wilder than the wind

 はじめてこの曲を聴いてから25年以上は経っているはずなのに、自然と歌詞がこぼれだしてくる。