2006-05-24 古井由吉『聖耳』 読書日記 1999年から2000年にかけて発表された連作短編集である。「夜明けまで」を読みはじめる。片目を手術した主人公は、病院の眠れぬ夜のあいだに夢か幻影か想念かはっきりわからぬ何かを見る。手術して恢復していない目が幻影を見ているのか、そう(書いてはいないが)思わせる展開。聖耳作者: 古井由吉出版社/メーカー: 講談社発売日: 2000/09メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 6回この商品を含むブログ (8件) を見る