わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

緊張性頭痛と秋の風

 七時起床。昨夜は日付が変わるころまで根を詰めてしまったせいか、まぶたも身体もアタマも重い。が、ようやく雨もあがった。もったいないのでジョギングする。2km。
 朝から黙々と某証券会社パンフのコピー。今日の午後は別件のプレゼンの予定だったが、急遽参加しなくてもよいことになったので一日たっぷり作業に当てられる。午後は某IT企業PR誌、某食品メーカーの広告企画など。花子、今日はムシの居所が悪いらしい。何度も咬まれた。
 緊張性の頭痛と眼精疲労がひどいので、十九時で切り上げて整骨院へ。マッサージしてもらう。
 陽が暮れなくても、夏の厳しさはすっかり失せた。ただ、秋の柔らかな陽射しや夏の数倍は高くなったように見える空にはまだお目にかかれない。ジョギング中は、あちこちで柿の実がまだ青いままアスファルトの上に落ち、部分的に茶色く痛んでいくのをよく見かける。桜の木はひと足早く黄葉した葉をぱらり、ぱらりとではあるが、落としはじめているようでもある。冷たさを増した季節の谷間を吹く風が、気の早い枯れ葉を静かに舞わせる。
 夕食を摂りながら「太田光のわたしが総理大臣だったら」(だったかな?)を観る。太田の言っていることは正論。正論とはおもしろくないものだとつねづね思っていたが、太田が語る正論はおもしろい。芸人は逆説で笑いを取るのが仕事だ。この番組の太田の場合は、正論=逆説×逆説で、正論の二乗おもしろいということなのかな。もっとも、そこには議論がおびる物語性のおもしろさと、議論と議論の谷間にぽわっと現れるギャグのおもしろさの二種類がある。
 連休中も仕事だが、どこか一日を使ってぷちぷちのお見舞いに行くつもり。