2006-09-29 青山真治「夜警」(「群像」06年10月号) 読書日記 バブル崩壊により建設中止となり現在は廃虚と化したビルを警備するバイトをする主人公は、同僚の酒井さんが愛人を情事の最中に不注意で殺してしまったのを知り、死体遺棄を手伝う。具体的には、廃虚ビルのエレベーター室(だったかな?)の穴の中に死体をブチ込み、工事用の砂をかけて隠してしまう。酒井さんは以後すこしずつ狂気にとりつかれ、主人公は自分の未来のために警備のバイトをやめる……という話なんだけど、うーむ、よくわかんなかったなあ。