西荻図書館から出ると、古い一戸建ての垣根に猫が集まっているのに気づいた。全部で十一匹いる。サッカーができる数だ、などと面白半分にみていたが、ただの猫集会ではないようだ。生後3ヶ月程度の子猫もまじっているではないか。どうやら野良猫(地域猫?)に、誰かが餌付けしているか、あるいはマタタビでもかがせたらしい。ところが、その張本人の姿が見つからない。
街で猫と出会うのは楽しみではある。だが、フン害や繁殖の問題、交通事故、そしてなによりもドウブツ虐待の標的にされやすいという問題がある。これでは、さあ猫は集めました、いじめたいひと、いじめてください、とでも言っているように思えてしまう。ぼくがネガティブに捉えすぎているのだろうか。
夜だったので写真は撮れず。