わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

抜志

 神戸日帰り取材の疲労が残っていたか、ここ数日(今朝も)花子に眠りをさまたげられていたからか、それともいよいよ十二月、師走すなわち忙しい一月のはじまりという事実に刃向かうように怠惰な気持ちが湧き上がったか、七時に起きるつもりが七時半になった。十二月、と思うだけで、決して心地よくはない圧を心に感じる。どう乗り切るか、とつい考えている。だが、去年も一昨年も乗り切れた。なら今年も同じではないか。計画はする。だが、気持ちのほうは適当でよい。
 生ぬるい陽の光と冷たい風が混じりあった朝。適当な感じ、というべきか。
 仕事。某不動産会社の会社案内、いよいよ大詰め。またテープ起こしをしたので、午前中はBGMを聞くことができず。
 午後、歯医者へ。半年ごとの定期検診だ。立川流Cコースのはな歯科「並川抜志」こと並川功先生、一月に広小路亭の高座に上がることが決まったそうだ。三遊亭遊雀さんの前座だか中トリだかわからないが、いずれにせよ素人落語家が、スゲエなあ。先生とはちょっとだけ落語の話をした。立川キウイ氏が八月の落語会で見せた奇跡の話芸、とか。診療室に快楽亭ブラック師匠の「借金男」のCDがズラリ並んでいたので笑ってしまった。あれを聞きながら治療するのだろうか。健診結果は問題ナシだった。
 帰社/帰宅後は某IT企業のPR誌など。談志師匠の落語でも聞きながら、とも思ったが、さすがに思考の妨げになるので無理だ。Keith Jarrett Trioのオンパレードにする。

スタンダーズ Vol.1

スタンダーズ Vol.1

星影のステラ

星影のステラ

インサイド・アウト

インサイド・アウト

 夜、「金スマ」を見る。おぎやはぎの全然波乱万丈じゃない「芸人波乱万丈」に笑う。
 日記を書きながら、King Crimsonの「Lark's Tongues in Aspic」を聴いている。「宮殿」とは違った意味でリリカルなんだよなあ。
太陽と戦慄(紙ジャケット仕様)

太陽と戦慄(紙ジャケット仕様)