いわゆる「目白モノ」の基本作と言っていいのだろうか。小説家のおばさんのところに居候する女子大生が、シニカルな視点から当時の社会状況や日常を毒舌交じりに語る。痛快。この作品の主人公は花子と桃子。偶然ながら、わが家の愛猫・花子と花子が生んだ子どもの桃子と名前が重なる。
小春日和(インディアン・サマー) (河出文庫―文芸コレクション)
- 作者: 金井美恵子
- 出版社/メーカー: 河出書房新社
- 発売日: 1999/04
- メディア: 文庫
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