神秘思想家グルジェフが作曲もしていたというのは初耳だったが、Keithがグルジェフに傾倒していた(していた時期があっただけかも)というのも初耳で二重の驚きだったが、そのKeithがグルジェフの曲をソロで、という主旨のアルバム。各曲のタイトルはかなり宗教臭いというか抹香臭いというか説教じみているというか、そんな感じなのだが、楽曲自体は静かで上品、そして張りつめた心地よい緊張感がある。ただ、カッチリ作曲されたものを弾いているわけなので、Keithの自由奔放さは表れてこない。
- アーティスト: Keith Jarrett
- 出版社/メーカー: Ecm Records
- 発売日: 2000/05/23
- メディア: CD
- クリック: 1回
- この商品を含むブログ (1件) を見る