わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

Keith Jarrett「Gurdjieff: Sacred Hymns」

 神秘思想家グルジェフが作曲もしていたというのは初耳だったが、Keithがグルジェフに傾倒していた(していた時期があっただけかも)というのも初耳で二重の驚きだったが、そのKeithがグルジェフの曲をソロで、という主旨のアルバム。各曲のタイトルはかなり宗教臭いというか抹香臭いというか説教じみているというか、そんな感じなのだが、楽曲自体は静かで上品、そして張りつめた心地よい緊張感がある。ただ、カッチリ作曲されたものを弾いているわけなので、Keithの自由奔放さは表れてこない。

Sacred Hymns of Gi Gurdjieff

Sacred Hymns of Gi Gurdjieff