太陽を生と喩えるなら月は死を意味する、といった意味の文章だか何だかはすっかり忘れたが、そのような表現を高校生の頃に読んだ。ところがその直後、これはマンガだったのではっきり覚えているが(ところがそれが何という作者による何というタイトルのマンガだったかはきれいさっぱり忘れている)、月とは死ではなく再生の象徴だ、というセリフを読み、なるほど、と、さほどできのよくないアタマで感心したことがある。新月にはじまり、満月に至り、新月へもどる。なるほど、たしかに月は再生する。死というよりは不死の存在だ。昨夜は満月だった。春の月夜は薄くのびた雲に霞みがちだが、夕べの月は明るく力強かった。そんな月の力に影響されるのかなんだかこれもよくわからんが、満月の夜は性犯罪が増えるという。そして、わが家では猫が興奮して駆けずり回ったり無駄鳴きを繰り返したりする。夕べも一時三十分、ニンゲンふたりが寝静まって一時間少々で大騒ぎをはじめ、辟易とした。興奮状態が長時間つづかなかったのだけが幸いだ。
七時起床。結露が少ない。曇り空のもとに広がる朝の空気が生ぬるい。
某IT企業パンフレットなど。
昼食は、西荻窪「三月の羊」の胚芽パンなどを食べた。蜂蜜がよく合う。
午後は事務処理も。
夕食は豚汁と、目玉焼きon納豆、(勝手に)名づけてナッタマゴ。レシピ別項。