わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

ナントヤラ

 昨夜も頓珍漢奇妙キテレツな夢を見た気がするが、さっぱり思い出せん。
 六時五十分起床。意識ははっきりしているのだが、布団から抜け出せない。といっても二分か三分くらいなものだが。眠いのか眠くないのか、さっぱりわからん。自分で自分がわからぬとなるとこれは重症、もはやまともな社会生活など営めないのではないか、と若いころはよく思い悩み、まあ営めなくてもいいか、と開き直ったこともあったが、歳を取るにつれ、そんなことで都度都度思い悩み開き直り、などとする必要はまったくない、と考えるようになった。無論この考えに根拠などない。経験に裏打ちされているわけでもない。ただ、曖昧に生き方が変わってきている。社会構造が生き方を曖昧にしたのか、それとももっと大きなものの影響か。いや、影響などというものもなく、ただただ、何らかの情報の蓄積が、塵も積もればナントヤラで、少しずつぼくの心だの思想だのに作用したのかもしれぬ。だとすれば、原因をひとつに断定することなどできない。世の中、そんなに単純じゃない。それに、原因を断定する必要もない。
 午前中は八丁堀にある某インテリアメーカーで打ち合わせ。荻窪駅でカミサンと合流し、「比内や」の親子丼(!)で昼食を済ませてから帰宅。午後からは黙々と午前中の打ち合わせをコピーのカタチにしていった。二十六日いっぱいまでかかりきりになるだろう。徹夜するほどじゃないけど。