[日記]狂ったリズム/結婚記念日/キウイの生霊
朝だ。そんな感覚で目を覚ますことがある。当たり前のようだが、そうではない。目が覚め、それから今が朝だと感じる、あるいは確認する。これが通常の流れではないか。ならば、朝が来たと感じながら目覚めるのは、生活のリズムが狂ったということか。そもそも朝日によって目覚めるとは人間の自然な、本能に一番近い生き方のようではある。ならば体が先祖返りした、ということか。理由はわからぬが、朝日の差さぬ西側の部屋で、確かに朝だ、朝が来たと感じながら目覚めたことはたしかだ。五時四十分。日の出は四時五十分。西の空まで朝日が届き墨色の空が消えてゆくのが、ちょうどこれくらいの時間かもしれない。
二度寝する(正確には三度寝)。六時四十分起床。
こんな目覚めで迎えた今日は、結婚記念日。十二年になる。
午前中は某食品メーカーのコピーに苦慮。
十五時、並川歯科医院へ。先日検査していただいた直後だというのに、土曜日に突然、なんでもなかった歯に1mm程度の穴が開いた。不思議だ。なんでもなかった部分が突如虫歯になるとは。慌てて予約を取り、前回からわずか五日というインターバルで診察していただく。立川流Cコースの並川抜志さんこと並川先生、ツメモノが飛んだ(という言葉を彼は使った)だけだ、と説明してくれた。わずか十分くらいの処置で治療終了。これはおそらく立川キウイの生霊のしわざだ、ということにしておいた。先生もナットク。
十七時より八丁堀にて打ち合わせ。十九時、帰社/帰宅。
夜も某食品メーカーのコピーを書く。なんとかカタチになってきた。