わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

順序が違う/すみませんでした

 驚くほどすっきりと目覚めた。午前六時二十分。花子に起きろとせがまれるより早い。まずぼくが起き、花子起きてるか、と声をかけたところで花子が目を覚ました。
 目覚めがよいのはなぜか。考えるに、夕べは十二時前に就寝したからではないか。健康そうな笑顔をした医者のおばちゃんが、よく健康をテーマにしたバラエティ番組で「就寝は十二時前に」と言っているが、ニンゲンなら必ず個体差があるはずで、このような画一的な言いきり方はできないはずだと半ば馬鹿にし、アタマがいいだけでさっぱり応用力のないタイプの医者の戯言だと聞き流していた。が、これは馬鹿にできない、と痛感。おいしゃさま、すみませんでした。
 某大学の大学案内企画、某飲食店のパンフレット企画。ときおり、受けた仕事がギリギリのところでやり甲斐を見出せず、クライアントに対し批判的になってしまい仕事が進まなくなることがある。そのビジネスは社会的にプラスとなりうるか、地球に優しいか、などと、杉並区民に多いアタマの固そうなカルチャージジイ&カルチャーババア的なことが自分の脳みそから離れなくなってしまうのだ。しかし仕事に着手すれば、やがて書くこと自体がおもしろくてたまらなくなる。カルチャージジババの主張なんぞすっかり忘れ、ただただ黙々と書いている。
 午後、ちょっとだけ文房具を買いに吉祥寺へ。風は冷たいが陽射しが強い。春のはじめか、秋の終わりを感じさせる。
 夜。日本酒を盃三杯飲んだだけで酔った。