わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

朝風/無蝉

 六時、いつもより激しい花子の甘えで目を覚ます。涼しい朝。梅雨冷えかというと、そうではない。雲ひとつない空のもと、心地よい冷たさの風が幾分強めに、木々の枝葉を大きく揺らしている。夏の暑さ、というよりは厳しさ、つらさに悩まされる日は時折あるものの、やはりまだ本格的な夏ではないということを、この朝の風が証明してくれている。
 午前中は事務処理で銀行だの郵便局だのを回る。陽が高くなるにつれ気温も上がり湧き出す汗の量も増えたが、蝉の鳴き声が聞こえないせいか、さほど過酷に感じない。ついでに吉祥寺へ向かい、猫缶とメープルシロップを買ってからとんぼ返りで帰る。
 午後からは、某学校法人パンフの企画を黙々と。