六時三十分起床。曇天の朝は、わが家のドウブツたちの動きが鈍くなる。花子はぼくが起きてもまだ眠りつづけているし、ぷちぷちも起きる気配を見せない。麦次郎にいたっては、押し入れの中にこもったまま姿すら見せない。ところが、今日はどういうつもりかむっくりと起き上がり、リビングをうろつき、台所をうろつき、ダンボールのツメトギをバリバリバリとひっかき、かけずりまわってウンコして、ナアアンと大声を出していた。足音が響く。体重など5kgしかないくせに、ドスドスドスと地響きが立つのはどういうことだ。
麦次郎はテンションが高いが、花子はクール。朝のうちはずっとケージの屋根の上にのってボヘーッとしていた。
某サービス業者企画。一件に集中していると、必ず煮詰まる。息抜きが重要。夕方は散歩を兼ねて整骨院へ。筋肉をもみほぐしてもらった。
企画会社T社のN氏より電話。仕事の依頼だったが、よくよく聞くとどうやら得意先の社内文書の作成代行の依頼らしい。企画書はつくるが、それ以外のビジネス文書なんて見積と請求書くらいしか書いたことがないのでお断りした。本来、断れる立場になどないのはわかっているが、それでも自分の能力や領域をはみ出す仕事はお断りするようにしている。そうしないと、なんでも屋になってしまう。近ごろのフリーランスのコピーライターはスペシャリティとゼネラリティの両方が求められるが、今回の仕事はコピーライターの仕事をはみだしてしまっている。
インドネシア地震、被災者の皆様にお見舞い申し上げます。