わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

キンモクセイの香り方/ワタがうまい

 六時五十分起床。風邪は漢方が効いているのか、かなり快方に向かっている。朝晩の咳が少なくなった。ハナミズも止まってきた。喉から気管支にかけての異和感さえ消えれば、もうダイジョウブ。
 某学校法人企画など。午後より八丁堀にて某インテリアメーカーの打ち合わせ。久々にご担当者にお会いした。元気そうでなにより。
 荻窪西荻も、街中がキンモクセイの香りに包まれている。去年や一昨年はいきなり香りの壁のようなものにぶつかったような気がし、その衝撃に鼻孔を揺さぶられるような感覚とともにあたりを見まわすと、深い緑に隠れるようにして咲く鮮やかなオレンジが目にとまるという感じだった。ところが今年はそうではない。ほのかな香りがさらりと目の前を掠める。その香りの先に点描のようなオレンジ色があるのに、すぐ気づく。あるいは、先に点描のほうが目にとまる。鼻に意識を向けると、ふわりと香りが漂ってくる。香りが弱いのか、風邪を引いているからなのか、それとも。
 夕食はサンマを食べた。今年のサンマは皮もハラワタもおいしく食べられる。ワタがうまいと思えたのは何年ぶりのことだろう。