花子、四時にぼくを起こし、昨日の具合の悪さはなんだったのだろうと訝りたくなるほどケロリとした顔でゴハンをねだってきた。食は若干細かったが、ほしがるということは、着実に恢復できているということだろう。
九時、朝一番で病院へ。念のため、という意味でだろうか、注射を一本打って、これでもう大丈夫だろう、とのこと。安心したが、つぎは三か月後に健診を、と念を押された。腎不全の疑いは消えていない。
某生命保険会社チラシ、某IT企業PR誌など。
花子の病院以外はずっと書斎に籠っていたので、息が詰まる。