2007-11-01 堀江敏幸『郊外へ』 読書日記 「給水塔へ」。世界の果て。それは、案外、身近なところにあるのではないか。たとえば、郊外の小さな石造りの家の写真の隅に映っていた給水塔。そこに辿りつくことができたら、それは世界の果てを見つけたこととおなじだ。