わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

無音雪

 六時四十分起床。冷え込みの中に、無音の気配(と書くと妙ではあるが)が感じられる。玄関を開け、外を見る。雪だ。白く煙った風が舞い、わずかずつではあるが、一戸建ての屋根の上や垣根、芝生につもる。雪の降る景色の記憶をたどると、すべてが無音、静寂の世界であるのはなぜだろう。こうして外を眺めていると、解けた雪の滴のたれる音などで実際にはかなり騒々しいというのに、音を感じた記憶がない。昔から疑問に思っていたが、どうやらそれは無意識のうちに雨と比較しているからだと、今朝気づいた。雨がアスファルトを打つ音の騒々しさに比べたら、雪のなんと静かなことか。
 某IT企業PR誌など。休眠物件の再始動や新規の引き合いのメールが多く、なかなか集中できず。
 十六時三十分、雪の中カイロプラクティックへ。雪はすこしずつ弱まり、帰宅するころには雨に変わっていた。この変化とはまるで関係がないと思うが、傘を壊してしまった。
 雪が雨に変わったおかげで、明日の朝は凍った積雪に困ったりすることはなさそうだ。