わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

伊藤比呂美『河原荒草』

 3月16日に行われる朗読会の前に、予習じゃないけど読んでいる。「とげ抜き」は散文詩だったけれどこちらはもっと現代詩らしいというか。
 苦しみと悲しみの連環。なんとなく、そんな印象を受けた。よくできた韻文を読むと、読後感が強すぎて読み終えても読み終えた感じがせず、しばらく作品世界から抜け出せなくなることがある。困ったもんだ。
 それはそうと、装丁がカッチョよすぎます。

河原荒草

河原荒草

とげ抜き 新巣鴨地蔵縁起

とげ抜き 新巣鴨地蔵縁起