わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

ぬるりとはみ出し指先に付いたりすると

 六時起床。曇天。朝一番は軽く仕事。あいかわらず目鼻がむずがゆい。空気中を舞う何かに反応しているのだけは確かなのだが、それをつきとめることができぬまま、もう何年も、いや十何年か、この症状に、この季節だけ、ゴールデンウィーク直前から五月の第一週くらいまでのほんの十日程度、カミサンの花粉症に比べればごくごく軽度であるが、苦しめられていることになる。もっとも、この程度のことで生死の境を越えることはないからさほど気にしてはいないのだが、鼻が詰まるたびに仕事の手を休めてティッシュの世話になるのはやはりわずらわしい。かんだ洟がティッシュの許容範囲を超え、ぬるりとはみ出し指先に付いたりすると、さらにわずらわしい。詰まっていないときでも、気づけば鼻を気にしている。キーボードを打つ手を止めて鼻の下を右の人差し指でしきりにこすったり、鼻の穴に軽く指先をいれ、かゆみを感じる場所をぼりぼりと掻いたりしている。こうした動作に気づくこと自体もかなりわずらわしい。だが、総じてこれらの症状が苦痛というわけではないのは救いだ。
 十一時、小石川へ。播磨坂の桜並木は濃い緑の葉を力強く茂らせている。某社にて某化粧品会社キャンペーンの打ち合わせ。
 終了後は渋谷に出て某介護会社の忍び込み取材をしようと思ったのだが、化粧品会社のほうが急を要するので予定変更、スーパーやドラッグストアで店頭調査し、資料をかき集めてそのまま帰社/帰宅。軽く休憩してから、早速作業に取り掛かる。
 夜、ちょっとだけ散歩。きれいな三毛猫を見かけたのだが、それがどこだったかさっぱり思い出せずにいる。