わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

飴寝マスク寝

 喉の痛みに起こされた。暗闇の中で目覚まし時計に目を凝らすと、二時四十四分と読めた。床に就いてから一時間半程度、その間に、鼻づまりで口を開いて寝てしまったか、それとも痛みのタネは昼のうちからあったのか。呆けるアタマで視界もはっきりせぬまま、メガネもかけずにリビングに向かい、先日カミサンが買いだめしていたのど飴を数個拝借し、ついでに洗面でイソジンうがい薬でガラガラペッを念入りにやった。だが、まだ痛い。心配したのか、気になっただけか、眠れなくてうろうろしていただけなのかはよくわからんが、花子が足元にまとわりついてきた。よしよし、となだめながら飴の包装をやぶって口に放り込む。しまい込んでいたマスクを付け、飴なめたまま、マスクしたままというへんちくりんな状態でもう一度寝る。実はこの作戦、時折やっている。飴を口に入れたまま寝ると、コロリと落ちて布団がベタベタになるのではないかと思うが、案外そんなことはなく、数時間経っても飴玉はしぶとく口の中にいつづけていて、おまけに舌で弄んだり歯で噛んだりもしないものだから、甘い味は広がっているものと、ほとんど溶けていなかったりする。喉が痛むときは、マスク寝も効果的。ただし、マスクの野郎め、飴よりもよほど根性がないと見え、気づくとずれていたり外れたりすることがある。
 六時起床。曇天。
 メーデーであるが、わが社スタジオ・キャットキックに労働組合はないので休日ではない。某官公庁ポスター、某官公庁パンフレット、某不動産会社会社案内、某生命保険会社企画などを同時進行。午後、某官公庁パンフレットの資料を探しに新宿「ジュンク堂」へ。「某白書(何の白書かはさすがに書けない)」を購入。ついでに金井美恵子の絵本も買ってしまった。
 夕方もあれこれをガチャガチャと。官公庁の仕事で、国会で配布されたらしい、とある法案の審議のための資料の写しを入手したのだが、そこで使われている日本語の独自性に驚く。読点がほとんどなかったり、「係る」だの「鑑み」だの、普段はあまり使わない言葉のオンパレード。読みにくいのなんの。