夕食を食べながら録画しておいた「アメトーーク」の「バンドブーム芸人」を観ていたら無性に聴きたくなった。ゼルダはバンドブームとは無縁だったが。ゼルダやローザ・ルクセンブルグは、その下地づくりをしたって感じかな。
あどけないクレイジーさと妙な耽美さ、そして底知れぬ悲しみを伴ったピュアな魂の感覚が同居した初期から中期のゼルダ、すなわちブラックミュージックに傾倒する前のゼルダが、とにかく好きだ。このアルバムに収録されている「Question-1」の詩は、特にお気に入り。まったくもって意味不明、現代詩のようなのだが、なぜかこれを聴くと元気になれる。
朝の眩しい光は 世界平和の訪れ
いやしいバスターミナルの 行列の利用
朝の白い光は 世界破滅の訪れ
知らされる日常の 隠された一環
君は問いかけられ 君は目を伏せる 問われてる
(中略)
出来立てのコンクリートは 毎日少しずつ
人々の行進で 塗り固められてく
光が眩しすぎて正視する事出来ない
かすかに遠くて 響く叫び声
君は問いかけられ 君は目を伏せる 問われてる
私 問いかけられ 私 目を伏せる 問われてる
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