わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

モナと無意識

 昨夜は東京MXの「探偵ナイトスクープ」もテレ朝の「タモリ倶楽部」もないことに呆然とし、それならば、と激しく打った左腰をいたわる意味も兼ねてとっとと寝ちまったのだが、床にはいるときは寝返りを打つたびに痛みで目が醒めちまうか、と少々気になったものの、頭痛のほうをどうにかしたくて寝る前に飲んだロキソニン(鎮痛薬)が腰にも効いたのか、帰宅後すぐに仕事しながらではあったが数時間、患部に保冷剤を当ててマジックベルトで固定しておいたのがよかったか、はたまた両方か、それともはなっからたいしたことなかったからか、はよくわからんが、寝返りのたびの痛みというのはまるでなく、しかしその代わりに大学時代に世話になっていたバイト先に二十年ぶりに訪れたところなぜかお気に入りの「オニツカタイガー」の、黄色地にラスタカラーのラインが入ったスニーカー(そんなもの持っていないのだが)をなくしてしまった夢だとか、なぜかぼくはまだ独身で、テレビ局に勤める知り合いでもなんでもない人に知り合い呼ばわりされなれなれしくされたあげくに交際相手として山本モナを紹介してもらう夢だとか、ほかは忘れたが、そんな夢ばかりをいくつもいくつも見て、見るたびに目覚めて、目覚めるたびに枕元に置いたシチズンのつや消しの銀と光沢のある黒のコンビネーションで国産時計メーカーのわりにはデザイン面でがんばっている、温度計、湿度計の機能も兼ねている目覚まし時計で時間を確認するのだが、一回目に確認したときはまだ十二時半ごろで、なんだよいつも寝る時間より少々早いくらいじゃねーか、それまでに変な夢一本見ちまったのかよ、と愕然としたのだが、感情は決して長つづきせず、そのままたちまち眠りに落ちて、次か、次の次かは忘れたが、山本モナの夢を観て、彼女は今はどうしているのだろうか、などと赤の他人の芸能人に対し要らぬ心配などしてしまうのだが、その心配もまた長つづきせず、浅い眠りを何度も何度も繰り返すうちに七時になった。
 犬猫の毛や花粉はへいちゃらなのだがハウスダスト(とタバコの煙)にアレルギーがある身としては毎日の掃除は欠かせなくて、加えて必ず週一度、土曜日の午前中と決めているのだが、極力丁寧に、細かな部分まで掃除をすることにしているから、当然ながら今日も本棚や玄関やアトリエの額置きラックや猫のケージなどにうっすら積もった(と言っても目で見えるほど積もっているわけではないのだが)埃を「アレルケアクリーン」だったか、そんな名前のモップとハタキが合体したような感じの使い捨てシートを使ってしっかり浄め、床は念入りに掃除機をかけたのだが、ついでに毎日スズメにゴハンを与えているせいでフンや食べかすでドロドロに汚れていたベランダも掃除したら、打撲した腰はさほど痛まなかったものの、ベランダは東向きなので午前中は直射日光にモロに身をさらすことになったせいか、それとも単に加齢で体力が落ちているのか、そのあたりはよくわからん、というか複合要因となっている、と考えたほうがいいのだろうが、とにかくヘロヘロに疲れ、昼食のカレーを食べたら力がどーんと抜けてしまったのだが昨夜眠りすぎたせいか睡魔に襲われるということはなく、それでは、とペット用品通販「ペピイ」のカタログをペラペラとめくりながら、ホコリ対策として取り替えようと思っていた花子の猫トイレとラグ替わりの猫用マットを注文したのだが、そのあたりから少しずつまぶたが重くなり、やっぱオレ寝る、とカミサンに伝えて書斎に倒れ、タオルケットだけかぶって花子を撫でくりまわしながらのほほーんとしてたら重いまぶたはさらに重くなり、意識も重くなり、沈んで、消えて、眠ったわけだが、また山本モナの夢を見てしまい、山本モナよ、なぜそんなに出演したがるのだ、と問いただしてみたい気分になったものの、それならモナではなくてぼくの深層意識、無意識に質問してみるべきだろうが、もちろんそんな方法はあるわけがない。
 夜はタモリレシピの生姜焼き。肉がとっても軟らかく仕上がった。
 赤塚不二夫先生、逝去のニュースを聞く。ご冥福をお祈りいたします。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080802-00000949-san-ent

赤塚不二夫のことを書いたのだ!! (文春文庫)

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