わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

きみはD大学のドイツ語学科にいたNちゃんだよね

 近所のアパートに大学時代の同級生のN(女性)が住んでいたようで、何度か部屋から出てくるところを見かけたり、近所のコープで買い物しているところに遭遇したり、駅までの道ですれ違ったりしていたのだが、いつの間にやらその部屋には別の女性が住みはじめていて、とうとう確認できずじまいだったのだが、しかしまだ相変わらず、頻度こそ減ったもののNの姿を見かけることはあり、一度はかつてNが住んでいた部屋から出てくるところを目撃しているので、そうか今住んでいるのはNの身内で、ときどき遊びに来るのかもしれない、などと邪推してみるものの、やはりそれは確認しようのないことでもどかしい気持ちがここ数年つづいている。もっともNとは学生時代に数度話をした程度で特に仲がよかったわけでもなんでもないのだが。そのNに、ファストフード店で偶然出くわし、ねえ、きみはD大学のドイツ語学科にいたNちゃんだよね、と話しかける、という夢を見た。五時四十五分起床。
 晴れているが曇りがちで湿度も高い。じっとしていると、身体の中に溜まった脂成分が汗で溶け出すような不快感に襲われ、ムキーッとなる。体脂肪率5%、溶けるような脂肪などなきにひとしい身体だというのに。
 昨夜の豪雨で中央線はダイヤが乱れっぱなし。少々早めに家を出る。十一時、五反田へ。某アミューズメント企業の新規案件の打ち合わせ。午後から作業を進める。
 夜から雨。雷鳴が轟きっぱなしでまったく途切れない。時折落ちる。溜めに溜めた小便を一気に排泄するとき、出しても出しても尿が止まらず、それどころかときおり勢いが増したりもする、そんな感覚に似ていると思った。花子がゴロゴロという音にちょっとだけ怯えている。大丈夫、家の中は安全だから。