数日前から、寝る前にちょこっとちょこっとずつではあるが、読んでいる。古井さんには珍しい(?)、時代論。小説作品ではよく「戦中」や「戦後」といった時代が登場するが、あくまでそれは舞台装置でしかない(その一方で、古井さんは数少ない歴史感覚を持った小説家なのだが。もっとも、マクロな歴史というよりはミクロな歴史って感じ)。本作のように、時代そのものを主題にするのは珍しいんじゃないかな。
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