六時三十分起床。雨だ雨だと予報でさんざん脅されていたのに朝の空に重苦しさはなく晴れ間さえ差し込みはじめ、こりゃ今日一日すっきりと過ごせるか、小学校だの中学校だのの運動会も予定通り行われるだろう、それよりも、晴れるなら布団でも干しておくか、と呑気に構えつつ身支度をしていると、ブーン、と空気が低く唸りながら震える感覚が耳の奥に飛び込み、なんだと思ったらいきなりグラリと来た。地震だ。瞬発力がある感じで、こいつはでかいのではないかと危惧したが、幸いなことに関東一円震度三程度の小さなものだった。安堵する。
午前中だけ仕事。午後から休む。雨が降らなければ長めの散歩にでも出るかと考えていたが、あいにく昼前から土砂降りに。午後は延々と降りつづけた。ただ、雨足の強さだけがきまぐれに変わってゆく。
夕食は鶏モモ肉唐揚げの南蛮ソースとカボチャの味噌スープ。味噌汁ではない。チンしたカボチャをフォークで粗くつぶしたものを味噌に溶かし込む。具はもちろんカボチャ。彩りに小松菜を添えてもいい。
