あれ、と思った。どこか、処女作であり文学史に残る名作でもある『さようなら、ギャングたち』に似ているような。内容はまったく違うし、文体も手法も方向性も、そしておそらくはテーマも違うというのに、そう感じてしまうのは、おそらく処女作とおなじくらい、ピュアな感覚で書いているからなのだろうなあ。

- 作者: 高橋源一郎
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2008/11
- メディア: 単行本
- クリック: 9回
- この商品を含むブログ (33件) を見る

- 作者: 高橋源一郎,加藤典洋
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 1997/04/10
- メディア: 文庫
- 購入: 13人 クリック: 168回
- この商品を含むブログ (177件) を見る