六時起床。テレビの電源を入れる。カリフォルニアにF/A-18スーパーホーネットが墜落し民家に激突したというニュースが報じられていた。知り合いがいるので、まさか、とは思ったがすぐさまメールで安否を確認。大丈夫だったのでひとまず安心した。
ホーネットもたしかフライ・バイ・ワイヤで通常飛行するぶんにはパイロットはほとんど操作をしないと思うのだが、訓練だし基地が近いということだから、着陸態勢に入りマニュアルで操縦していたのだろうか。落ちた原因はなんだろう。エンジンか。それともコンピュータまわりか。高校の敷地に落ちそうになり、なんとかそれを避けたという情報もある。だが、三人亡くなった。事故であろうがなかろうが、兵器によって死んだことに変わりはない。
このニュースで調子が狂ったのだろうか、朝からポカの連続。おまけに電話は鳴りつづけ、メールもどっかんどっかんと届き(ファイルが添付されていて重たいのだ。だから擬音はどっかんどっかん)、猫たちはかまってくれかまってくれとやかましい。あれこれ締切が重なっているというのに、まったく集中できず。某クライアントと忘年会の予定だったが、キャンセルしてしまう。家を出る時間までに作業を終わらせるのは不可能と判断した。
案の定、不可能だった。先が見えたのが十九時過ぎ。よっしゃ終わり、と思ったのが二十二時。風呂に浸かったらたちまち睡魔に襲われ、読んでいた本を落としそうになった。